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かりん御殿

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March 12, 2008
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実は、現在、配がアメリカに出張しているのですが
残酷なまでに正直に申し上げますと
配の出張は、心配は心配なものの(15%くらい?)
息子達と私にとって
まさに「命の洗濯」でございます。

いえ、
配が「権威ある厳父」というわけでは全くなく
(むしろ、子供にこびる父)
とにかく
うるさい
ウルサイ
五月蝿いのでございますよっ!!
尋常でなく細かいのですが
その割には
「身体障害者」専用の駐車コーナーに
駐車しようとして
家族全員から叱られるという
非公衆道徳的厚かましさを持ち
つまり
「自分には甘く、他人には厳しい」
五月蝿さ&細かさなのであります。

また、
自分以外のニンゲンが
目の前で、
くつろいでいたり
のんびりしていたり
遊んでいるのが
気になる
許せない
という性格で
これは
常々、配自身が
日本で働く上海人から
新参者(上海人)へのアドバイスNo1
「日本人の雇用者の前では、
常に忙しくしているフリをしろ」と
嘲笑っている「【細かい】日本人雇用者」
よりも、ずっと細かいのであります。

こう書くと、かなりイヤなヤツに聞こえますが
基本的に人畜無害な良い人でございます。
単に一緒に暮らすのが難しいだけで..
フォフォフォフォフォ

さて
この配の性格は
子供達への「多言語教育」にも
投影されております。

巷にて、よく
「外国で育てば外国語が苦労せず身に付く」
「親が外国人であれば外国語が苦労せず身に付く」

無闇に信じている方々を見かけますが
実は
配、そして、配の上海の家族にも
この傾向が見られるのでございます。

もちろん外国で育てば
外国語は身に付きます。
なぜなら、その外国語が
その子にとっての「母国語」と
なるわけですから~~~!!!

問題なのは
いかに複数の言語を維持・発展
させていくかなのでありますよ。
下手をすれば
「どの言語もだめ」状況に
いとも簡単に陥ってしまうのであります。

「苦労せずに言語を身につける」など
ありえません。
苦労をしていないように見えるのは
本人が、その「苦労」を
自覚できないほど
その「苦労」が「生存の第一条件」であったり、
単に、その苦労が、趣味であり
喜びであるため、労力はかけていても
「苦」ではない、というだけです。

話を配に戻しますが、
配は、大の幼少時、
上海語はおろか中国語すら
大に使いませんでした。
会話は、殆どが日本語でした。
理由は「日本語じゃないと反応がない」。

しょうがないので
私が率先して
中国語(北京語ときに上海語)で
大に話しかけるようにして
配の中国語参加を促しました。
「多言語育児」で
もっとも人気がある方法
「一親一言語方式」
(一人の親は、子と一つの言語のみで会話)
は、
不可能になったわけでございます。

その後、配は、子供達に対して
中国語も使うようにはなりましたが
基本的には
「ちゃんぽん語」です。
一つの文章の中に複数の言語を
取り混ぜるというコトバです。
ちなみに、夫婦の会話は、殆ど
中国語(北京語)であることもあり
大は、かなり中国語を解します。
されど
当然、自由自在に使えるレベルからは遠く、
配の父から
「中国語を忘れないように、ちゃんと教えてやってくれ」と
配ではなく私が
懇願されるはめとなっているのであります。
それに調子を得た配も、何故か
子供達が中国語を話せないのは
「家にいて子供を教えるべき立場」である
私のせいであると、信じております。

そして、週末、子供達が
仲良く遊戯王カードなどを遊び始めると
「中国語の課題」を言いつけるのですが
それを教えて監視するのは
母つまり私の役目でございます。

最近の軟弱な「日本語ベンキョー」
(日本語の歌を聴く・日本語の漫画を読む)
と異なり
「三字経」や
「唐詩」を
暗記させ、書かせる
まっとうな学習方法なため
子供達は、不平だらだら...さらに
その不満を私にぶつけるのでありました。

先週末も、同じ状況となり
不満だらだらな中国語学習を
終えたところ、
小(ショォ・次男)が
「ベンキョー終わったから、本、つくる」と
いそいそと机に向かいはじめました。
しばらくして
見せてくれたのが、この本です。

小の本

「HOW 小 NEVER GETS A FREE DAY」
ご丁寧に
「A」を、ピカピカに光らせております。

「いかに小は【一日たりとも】休めないか」
とでも訳せましょうか。

開けると、
MondayからSundayまで目次があり
これが、また、涙の記録なのですが
長くなるので、内容は後日にまわします。

日本語にしても中国語にしても
なんとか、細く長く
将来に繋げていきたいのですが
どうも
現在の父親の方針では
中国語習得以前に
中国語への憎しみと
親への不満が増えるばかり....
この年代の子達に
中国語を学ぶ理由を
納得させるのは至難の技です。

自分自身の
「電脳文盲(中国語PC入力ができない。
いつも私が代筆をしている)」
やら
「文法徹底無視の英語」
やらには
甘いのを
(「これで仕事に困っていない」と主張)
子供達も、しっかり見ておりますよっ!

ふぅ
それにしても、
全くモチ(動機)の無い子達に
学習意欲をわかせる良い方法、
無いものでしょうか....。





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Last updated  March 12, 2008 10:24:19 PM
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