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かりん御殿

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March 16, 2008
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実は、体験談の続きは、
もう書いてあるのですが
急遽、予定変更、言語話題です。
(体験談は、本日、
日本時間夕方5時頃に更新します。)

さて、
常々、感じていることですが
日本人は、一般的に
英文に鈍感な傾向が無いでしょうか?

近年
英語学習者及び教師そして
英語圏在住経験者の数は
昔とは比べものにならないほど
増えているにも拘わらず
日本の「巷に溢れる英文・英単語」が
いつまでも
「改善」されないように感じます。

中国語圏に旅行をして
「変な日本語」を発見し笑う日本人は
決して少なくありません。

中には、ほんのちょっとの
惜しい間違えも、あります。
そんな時
「私に聞いてくれればよかったのに...」
と、つい、溜息をついてしまいます。

口惜しいのです。

中国人は、気にしていない、と
解りきっていても
格調高い中国語の原文と
雲泥の差の日本語訳が並存していると
がっかりするのです。

「違う~っ!中国文化は奥深いのっ
誤解しないで~~っ!」
と、叫びたくなります。(^^;)

それと同じことを
日本人が英文で行っています。

されど
中国の日本語訳のように
「しょうがない....」と
溜息をつくだけではすまない気持ちに
日本人の英文の場合は、なります。

なぜなら
中国人に比べて
日本人には
完璧主義者が多いからです。

例えば、
我が家の上海人・配(ハィ)は
英国の「有名大学院(笑)」で
理系の修士号をとっていますが
ひどい英文を書きます。

一度、
配に英語の綴りを聞かれた大が
父のビジネス・メールの英語の
あまりのひどさに呆れ
修正を申し出ましたが
一言却下されました。

曰く
「パパはね、パパの英語で、
ちゃんと、お金もらってるのっ。
この英語で通じるのっ。
パパらしい英語だから、
これでいいのっ!!!!」
(↑ちなみに日本語での抗議)

大が
「でも、その英語、ゴミだよ。
恥ずかしいよっ。
なんで、そんなに
英語できないのっ?」
(これは英語)
と、
反論しても、聞く耳持たず。

「パパのビジネスに
口出さないでっ。
宿題しなさいよっ!!」
(日本語が、ちょっと女っぽい)

それを横で聞いていた私が
ケータイに入っている辞書を
だまって配に見せ一件落着。

私の周囲には
このタイプの中国人が
たくさん
たくさん
たくさん
おります。

しかし
過去の同僚などに
このタイプの日本人は
見かけたことがありませんでした。

何故
何故
何故
そんなに完璧主義者で
そんなに細かく(いえ、細やかで)
そんなに職人意識が強く
そんなに向上心が強く
そんなに学習意欲が強いのに
英文に対して
そんなに無頓着なのでしょうか??!!

英語の発音や会話に関しては
幼児教育に入れ込んだりと
かなり神経質だというのに???


個人のサイトならば
一向に問題ありません。
小規模オンラインショップなども
むしろ、
ちょっと英語がおかしくても
却ってチャーミングかもしれません。

されど、
ある程度の規模以上の企業や団体が
プロとして
英語・英文を使用するのならば
日本語に対するのと同様な
気配りをしてほしいと
私は願ってやみません。

デザインも材質も良いのに
変な英語のせいで
息子達が、日本では着ても
英国では絶対着ない服など
残念でたまらないのです。(涙)


私も
初めて英国に足をふみいれ
徹底的に英語を学習し始めてから
24年たった今でも
(英国に住んだ通算は20年以下ですが)
完璧な英文は、到底、書けません。

ただ、
完璧な英語・英文か否かは
判るようになりました。

こうなると
あたかも
日本人が、
中国人の書いた日本語の
助詞の使い方やカナの間違えに
意識していなくとも
「めざとく」気づいてしまうように
日本人の英文の
ちょっとした間違えに
「めざとく」気づいてしまうのです。

それが、大した間違でなければ
それほど気になりません。
スペルなどは
英国人でも、よく間違えますから。

しかし、それが
明らかな間違えであったり
微妙な間違え
例えば
その場合、その英語を使うと
英国人には違う印象を与えてしまうが
英国人は
外国人の英語に慣れているので
最終的に意味は通じる
という間違えを見つけると
日本人が中国人の日本語に
笑っているように
英国人が
日本人の英語を笑ったり
こバカにしているのではないかと
想像してしまって
非常に
非常に
非常に
口惜しくなるのでございます。


ある程度の年齢以上から
英語を学び始めた外国人が
完璧な英文を書くのは
至難の技だと思います。

私の英文も、完璧からは
ほど遠い所にあります。

毎日、新聞や雑誌の
「レビュー」や「コラム」を読み
うまい英文の勉強をしています。

レビューやコラムは
「日本における関西人なみ」に
「笑いに命をかける英国人」が
ユーモア度数の高い一般英国人を
笑わせつつ説得しようと
厳しい競争の中で
職人技を駆使して書いているので
「長屋の爺さんが実は剣の達人だった」
的な、何気ない見かけの裏に
切れるウィットと知識を感じさせる
名文の宝庫であるからです。

気に入った文章は
NokiaE61(一応スマートフォン)に
入力してPCにメールしています。
(PCに直接入力するよりも
ソファに座り雑誌新聞を膝に広げ
QwertyキーのE61で
親指入力するほうが楽なので...^^:)

今後、このコーナーでも随時
面白い/英国人らしいと感じた
「英国人の英文」を
紹介していきたいと思います。

私は、まだ、
ちょっとした文法も気になり
必ず辞書や文法書でチェックする
(これは、日本語でも同じ)
そんな低レベルですが
少しでも
英語のレベルが向上するように
(あまりにも長期な目標なので
集中力は、かなり欠けますが)
細々と、努力しております。

されど、そんな私を見て
親友L(英国人)は
「外国人は却って
英語の間違いを気にしすぎなのよ~。
マロって、私の元カレ
(スイス育ちのイラン人)そっくりっ!
英国人は英語の間違えなんて
全然、気にしないんだから~っ」
と、笑います。

はい。
どうせ
負けず嫌いの
無用にプライドが高い
完ぺき主義者でございますから(涙)

でも...
諦めませんよっ!





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Last updated  June 3, 2008 08:30:46 PM
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