８人の女たち

今日は日曜日だけど、ダーリンが仕事でお留守。一人で見ようと思って借りておいたのが「８人の女たち」よ。 そう、ダーリンはいわゆる「女の映画」に興味がないのです。例えば「ピアノレッスン」とか「オール・アバウト・マイ・マザー」とか、女が主役で、女の心情とか女同士の関係を描いたモノね。この２本はまるとるっちの好きな映画リストに入っているんだけど、ダーリンはどうも理解できないらしい。「だって女の人に感情移入できないんだもん。」だってさ～。普段は映画の好みが一致する我ら夫婦も、「女の映画」に於いてはどうもダメらしい。 ということで、まるとるっち一人の時は、こういう二人で見られない映画を楽しむことにしてるのよ。で、フランスのスター女優が勢揃いのこの映画、ある館で主人が殺され、館にいた女達の中に犯人が・・・というあらすじしか知らずに見始めました。 まあ基本的には、まるとるっちの好きな密室劇です。そうしたら、あるシーンで突然女優が歌い踊り始めた。８人の女優それぞれに、一曲ずつ歌う（フリ付きで踊る）シーンがあるのよ～。カトリーヌ・ドヌーヴもエマニュエル・ベアールも踊っちゃうのよ～。びっくり！それが結構笑えて、単なるミステリーなんかにはジャンル分けできない感じ。もちろん謎解きの楽しみもありつつ、女優陣の美しさも堪能できて、面白かったわ。 映画というより舞台みたいだな～と思ったら、元々は６０年代に上演された戯曲だそうで、納得。ラストも女優陣が横一列に並んで、カーテンコールみたいなの。興味のある方は是非ご覧下さいませ。 ということで、Color of the dayは、うーむ、ドヌーヴが着ていたドレスの色よりブルーです。それぞれの女優にテーマカラーを決めて衣装デザインしたとか。