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テーマ:たわごと(26717)
カテゴリ:何かヘンだぞ
前々からあまり意味の無い賞だと思っていたが、今回の内容を見て、さらにその感を強くした。
他でもない、『ユーキャン新語・流行語大賞』のことだ。 今年の大賞は「ゲゲゲの○○○」。 もちろん大ヒットしたドラマ『ゲゲゲの女房』から来ていることは誰でも分かるが、 別にドラマがヒットしたからと言って、それが流行語になったという実感はまるで無い。 どういう風に使うんだろう? 夕食のおかずが自分の嫌いなものだったときに発する「わぁ、ゲゲゲのおかずだな~」。 キャバクラに行ったときに、たまたまお目当ての子が別の客についていて、 代わりに来た女の子に向かって「わお、ゲゲゲの娘!」。 最悪の通知表を持って帰ってきた我が子を叱るときに、 「オマエはゲゲゲ(下下下)の成績だなぁ」。 .....などという使い方をするはずもなく、要はドラマのヒットを持ち上げただけに過ぎない。 所詮は「新語」とか「流行語」という概念を深く掘り下げるものではなく、 単なるイベントとして騒いでいるだけ、と言われても仕方ないだろう。 もっともこういうのを選ぶことが、最近はどんどん難しくなっているのも事実だろう。 言葉の流行の範囲がセグメント化されて、昔みたいな“全世代的”に通用する言葉というものが、 どんどんなくなってきているからだ。 実際にノミネートされたものを見ても、私が理解不能のものもある。 創成期の理念が通用しなくなってきているとすれば、そろそろこのあたりで 賞そのものを見直してもいいのではないか。 もっとも、そんなことすら生真面目に考える必要の無いイベントなのかもしれないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
流行語という割には、僕の周りではほとんど使われない言葉ばかりで、「こういうのが流行っていたんだ」といつも感じます。去年選ばれた言葉を思い出すことが出来ないほどです。
サイトを見て驚いたのですが、この企画は「現代用語の基礎知識選」なのですね。「無縁社会」や「イクメン」は社会の流れを語る上でのキーワードになりそうですが、「女子会」や「AKB48」は基礎知識にすらならないでしょうに。 (2010年12月05日 02時09分28秒)
スーズトニックさん、こんにちは。
>流行語という割には、僕の周りではほとんど使われない言葉ばかりで、「こういうのが流行っていたんだ」といつも感じます。去年選ばれた言葉を思い出すことが出来ないほどです。 >サイトを見て驚いたのですが、この企画は「現代用語の基礎知識選」なのですね。「無縁社会」や「イクメン」は社会の流れを語る上でのキーワードになりそうですが、「女子会」や「AKB48」は基礎知識にすらならないでしょうに。 まあ流行語というよりは、今年1年を振り返る、という趣旨の企画だと思えば、その方がまだ納得できますね。 実際に過去の受賞作を見ても、この賞を経て永年の間に「新語」として定着しているのは、ごくわずかですね。 (2010年12月05日 15時03分50秒) |