2012/01/14(土)01:30
忘年会にある変化
得意先の12月の取引実績を調べていたら、とある料理屋で昨年度から大きく伸びていることに気がついた。
周りは押しなべて前年割れしているところばかりだったので、ちょっとこれは出色モノだった。
何か売上アップの秘策でもあったのだろうか?
で、その店に配達に行った時、そのことについて訪ねてみた。
しかし意に反して、店の売上自体は上がってないというのだ。
たいてい飲食店の売上と、当店との取引金額は比例しているものなので、
店の売上が上がってないというのは辻褄が合わない。
しかしそこの女将の話を聞いて納得した。
ここは忘年会などを多く扱っているところなのだが、
以前ならサッサと中締めをして、二次会に繰り出したところが、
最近では二次会自体をやらないとみえて、長時間そこでダラダラと飲んでることが多いというのだ。
その結果、店自体の売上は上がらないのに、酒屋への支払いとアルバイトの給料だけが増える、
という結果になってしまうということだ。
景気が悪くなると、いろんなところで予想外の動きが出るものだなあ。