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カテゴリ:ふっと思ったこと
このところ、いつまでも寒い寒いと思っていたらいきなり暑くなる、
あるいは、いつまでも暑い暑いと思っていたら、いきなり冷え込む、 ということを、毎年きまって口にするようになった。 言い換えれば、ちょうど気候の良い「春」と「秋」が短くなっている、ということでもある。 もっとも私は夏も冬も好きだから、ある意味中途半端な春や秋には、さほど執着しないよ、 という気持ちを持っている。 いや、「持っている」というよりは、「持っていた」と過去形にするべきか。 本当に夏も冬も同じくらい好きなのか、ということを、何かの拍子に自問自答し始めたのだ。 迷った時には書き出してみるに限る。 余談ではあるが、仕事の時でもそうでない時も、最近は考え事をするときには、 頭に浮かぶことを片端から紙に書きだして、思考を視覚化するように心掛けているのだ。 まずは気温についてだが、基本的に暑いのも寒いのも苦にはならない(もちろん限度はあるが)。 そうするとその他の諸条件についてだが、それぞれのプラス・マイナスのポイントを書き出してみた。 =夏= <プラス> ・アウトドアでのレジャーが満喫できる ・日が長い ・軽装で済む ・ビールが美味い ・野球観戦が楽しい <マイナス> ・汗が鬱陶しい ・蚊をはじめとして虫が多い ・商品管理に気を遣う =冬= <プラス> ・汗をかかない ・虫がいない ・商品管理がラク ・燗酒が美味い ・アメフト観戦が楽しい <マイナス> ・暗くなるのが早い ・風がきつくなる ・たまに雪が降ると仕事に差し支える ・油断すると風邪をひきかねない。 .....ざっとこんなところか。 言うまでもなく、片方のプラスが、もう一方のマイナスになっているケースが多い。 その中でも最も深刻なのは、「夏」の「マイナス点」の3つだ。 これらはとにかく毎日、しかも1日中付きまとうことなのだ。 特に私は体質的に汗っかきで、しかも皮膚が弱いのか虫に刺されると後が長引くから、始末に悪い。 そして商品管理はもちろん、売り上げに影響する。 これらに比べれば、「夏」の「プラス点」なんて、ホント些細なものだ。 特にアウトドアのレジャーなんて、ひと夏に何回あるかわからないくらいのものだしね。 そういうわけでここに至って、「夏よりも冬の方が好き」ということが論理的にハッキリした。 それでもなぜか、晩夏に物悲しい気分になったり、初夏にウキウキした気分になってしまうのは、 理性と感性が常に一致しているとは限らない、ということの証明なんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月12日 00時17分59秒
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