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カテゴリ:何かヘンだぞ
サッカーのワールドカップたけなわである。
私個人的には、普段それほどサッカーをよく観戦する方ではないが、 見始めたら見始めたで、それなりに興味深く見ている。 もちろんこういったビッグゲームになれば、当然勝敗の行方も気になる。 ただしかし、巷でよく行われている「観戦イベント」とか「パブリック・ビューイング」 のようなイベントには、絶対に参加しようという気にはならない。 まあこういうのは好き嫌いの問題だから、私も別に否定はしないが、 独りで見ても大勢で見ても所詮は一緒じゃないか、という冷めた気持ちがあることは間違いない。 そしてまたこういう光景を嬉々として伝えるメディア、これにもいささか閉口している。 ゲームの総括と今後の展望、これを的確に伝えてもらうだけで十分なのに、 何が楽しくて、はしゃぐ群衆の映像ばかり延々と垂れ流すのか。 極めつけは、先日見た某局の番組。 予選リーグのコートジボワール戦の時間帯、街が閑散としている様子を伝えるのは良いが、 その時間帯にテレビを見ていない街の人を捉まえては、「どうしてサッカー見ないんですか?」 いくら視聴率が50%近くまで上っていたと言っても、それは横暴というものだろう。 まるで日本戦を見ない者を、非国民扱いだ。 ナショナリズムがこんな形で発揮されるとすれば、ちょっと考えざるを得ないな。 改めて、言う。 好きな人は思う存分見て、はしゃいでもらって結構。 でもそういう人ばかりではないし、所詮サッカーはサッカーでしかないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月19日 19時31分17秒
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