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2014年07月03日
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カテゴリ:業界ネタ
酒類メーカー、特にビールメーカーのシェア争いといえば、これはもう熾烈なものがある。
何せ大手は4社しかなく、お互いに相手の顔がハッキリと見えているわけだから、
より一層熱も入ろうというものだ。
そのあたりが多薦業界の清酒や焼酎と比べて、明らかに違うところだ。

ただこれがエスカレートすると、お互い消耗戦を強いられてしまうのでよろしくない、
ということで、しばらくの間、一時的に表面上はおとなしくなっていた。
しかしそれがここへきて、とあるメーカーのあまりに傍若無人な振る舞いが目立つ様になってきた。
このままではまた消耗戦に逆戻りしかねない状況だ。

もっとも我々小売業者は、べつにこの競争に加担することも無いので、
あくまで高見の見物をしていればいいではないか、という考え方もある。
確かにそれはそうなのだが、それでもやはり無関係ではいられない。

何かと「振り回される」のだ。
それが鬱陶しくて仕方がない。

例えばどこかの飲食店で、今までA社を使っていたところに、B社が攻勢をかけたとする。
その飲食店が義理堅いところであれば一蹴するところだが、昨今はそういうところばかりでもない。
何かのエサに釣られてB社に鞍替えしようとすることもある。
そんな時、間に入って苦労するのは、納入店である我々なのだ。

いくらお客である得意先の意向とはいえ、「それはちょっとないだろう」と思うこともしばしばだ。
しかし我々の立場で文句をつけるわけにもいかず、不本意ながらも粛々と従うしかない。
ある意味、メーカーのシェア争いも渦に巻き込まれて、右往左往させられているようなものだ。

我々、小売販売者はまだいい。少なくとも特に「売らなければいけない」というものは無いからだ。
しかしこれが卸業者となると勝手が違ってくる。

今は多少状況が変わってきているが、かつてはどの卸問屋も、特約のメーカーが決まっていて、
そのメーカーの商品を売ることに関しては、ノルマのようなものも存在した。
その中で営業マンたちは、自らに課せられたノルマを消化するために、粉骨砕身した。
しかしそれは言ってみれば、特約メーカーがシェア争いで勝利するためのお手伝いでしかない。
それほどまでにメーカー(特にビール)の支配力は強く、卸問屋の立場は弱くなってきている。

そんな中で私の親しかったある卸営業マンは、「これじゃ、メーカーの奴隷だ!」と吐き捨てた。
彼はその後、ほどなくしてその卸問屋を辞めた。
もちろん彼の考え方も一方的なものかもしれないが、同じ業界に身を置くものとしては、
とても他人事とは思えない。

もっとも立場の違う「小売店」の私は、メーカーのやり方に翻弄されることはあるかもしれないが、
基本的には自分の売りたいものを売っていくだけだ。
決してメーカーの奴隷などにはならない。





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最終更新日  2014年07月03日 20時16分17秒
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