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カテゴリ:何かヘンだぞ
先日も長崎県佐世保で、高校生が同級生を殺して遺体を切断するという、信じられない事件が起きた。
もっとも今日のハナシは、この事件の本筋とは関係はない。 今回の事件もそうだが、以前から訝しく思っていることがある。 それは、殺人事件などで被害者の氏名や素性が当たり前のように報道されることだ。 メディアというのは放っておいたら、なんでも報道したがる。 だから報道すべきでないとされるものには、報道規制が敷かれる。 私は被害者の氏名などもその対象に入れるべきだと思う。 これについては、何故?、と思われる方も多いだろう。 でも逆に考えると、公開する必要があるのかどうか疑問だ。 殺された被害者の氏名を公表して利益を被る人がいるとしたら、その知人くらいではないか。 その人数はたかだか知れている。 それよりも氏名が公開されることの弊害は、相対的に多すぎる。 被害者宅はもちろん、その親類縁者宅にも野次馬が群がることは必定だ。 それだけならともかく、状況によっては被害者の過去の行状などが暴かれることによって、 被害者すらも悪者呼ばわりされてしまうケースだって考えられる。 メディアは「知る権利」だのなんだのと振りかざして反対するだろうが、 ほとんどの国民から遠い存在でしかない被害者の氏名を知ることが、果たして必要なことなのか。 デメリットの方を考えれば、犯罪被害者の氏名の公開は避けてほしいと思う。 少なくとも私の身内で不幸にもそのような目に遭う者がいたら、私は絶対に公開して欲しくない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月30日 00時36分26秒
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