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2014年08月21日
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カテゴリ:何かヘンだぞ
「アイス・バケツ・チャレンジ」なるものが流行っているらしい。

どんなことかというと、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」という難病の認知度向上を目的とする
チャリティー活動で、指名された者が24時間以内にバケツ一杯の氷水をかぶり、
それを動画に収めネットにアップする、あるいはその代わりに100ドルの寄付をする、
そしてそれを済ませた者は次の挑戦者として3名を指名するというものだ。
元々は小さな運動だったのが、アメリカのセレブの間で広がり、そのうちに日本にも飛び火し、
著名人が氷水をかぶる様がネットニュースで次々と報道されている。

もっとも事ここに至っては、当初の理念が置き去りにされて、
パフォーマンスだけがひとり歩きしているようにさえ思えるが、
私が本当に憂いているのは、そんなことではない。
このシステムで最も問題があるのは、次の挑戦者を指名するという「ゲーム性」だ。

現実問題として、氷水をかぶる様が大々的にネット上で拡散され、
次にもし自分が指名されたと考えていただきたい。
あなたはこれを拒否できるだろうか?

もし拒否したら、指名した人からは「何だよ~、俺がやったんだからお前もやれよ~」と迫られ、
周りからは「空気を読めよ~」などと罵られる可能性大だ。
つまりあなたは「やりたい!」という明確な意思がなくとも、やらされる羽目になる。

それでもその場のノリを重視してやっちゃう、という人、それはそれでいいだろう。
しかし今度はあなたが誰かを指名する番だ。あなたが指名した誰かが拒否したら、あなたは何と言う?
そう、いつのまにかこれは「半強制的な圧力」として定着してしまうのだ。

もちろん氷水をかぶるのが嫌なら、代わりに100ドルを寄付するという選択肢も、あるにはある。
しかし所詮寄付なんてのはあくまでも自発的行為であって、
半強制的にやるのならそれはもはやチャリティーではない。
ましてや金額は100ドル、日本円でおよそ10,000円だ、
そんな大金をポンと寄付できる人がこのご時世、どれほどいるものか。

どちらにしてもこのシステムでは、好むと好まざるとにかかわらず、
結果的に「やらされてしまう」ことになる、というのが一番問題だと思うのだ。
そうさせてしまう力、これを「同調圧力」と言い換えても間違いは無いかと思う。
実はこれが今の日本で、静かにはびこり始めていることに、
多くの人は気が付いてないのではないだろうか。

最近の反中・嫌韓の動きを見ていても感じるのだが、
これに与しない奴は非国民だ、みたいな空気を感じる。
おそらく彼らに反対する意見を言えば、ネット上で袋叩きに合うことだろう。
だからそういう人たちは、どうしても黙ってしまう。

「言いたいことが言えない」状況は、世の中を必ず変な方向へ導いてしまう。
だから私たちは、「いやだ!」と思うことを
何の制約もなしに「いやだ!」と言える社会にしていかないといけない。

そういった理念の足を引っ張りかねないのが、この「アイス・バケツ・チャレンジ」だ。





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最終更新日  2014年08月22日 00時12分31秒
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