2014/08/31(日)19:02
ネット通販の業界別常識
ムスメが必要とするスポーツグッズが、たまたま近隣の店で見当たらなかったので、
私が代わってネットで購入することになった。
まずは娘から聞かされた商品を楽天の検索に掛けたところ、数軒のショップでヒットした。
そしてその中のとあるショップに注文を入れた。
ところが翌日になってそのショップから返って来たメールには、その商品は在庫が無いこと、
そしてメーカーから取寄せるのに1ヶ月近く掛かる、ということが書かれていた。
そのサイトをよく見てみると、確かに「取寄せ商品だから日数が掛かる」と明記されてはいたが、
1ヶ月も掛かるんなら「在庫なし」の表示にしろよな、とひとり毒づいたりもした。
当然ながらその注文はキャンセルし、別のショップに注文を入れた。
しかし次のショップでも、まったく同じ状況だったのだ。
そこだけではない、次も、その次も、なんと4軒続けてまったく同じ対応だったのだ。
遅まきながら、この時初めて気が付いた。
スポーツ用品のネットショップでは、一部の売れ筋以外の商品は、注文を聞いてから
取り寄せるシステムで、それが時によってはかなり日数が掛かることもある、ということを。
そして、それがおそらくは、スポーツ用品を扱うネットショップの常識なのだろう。
翻って、私もネットショップで酒を売っている端くれではあるが、
一時的にせよ在庫の無くなったものは、もれなく「在庫なし」表示に変えている。
そしてその商品が再入荷すれば、再び在庫表示を元に戻している。
特にこだわりがあるわけでもなく、それが当然だと思っているからやっている。
確かに面倒臭いことではあるが、べつに自慢したいわけではない。
それが証拠に、私も他のネットショップで酒を買うことが多いが、
ネットの酒屋というのは概ね、在庫を持っていないものは「在庫なし」表示にしている。
ということは、これはもう、特定の店がどうの、ということではなく、
業界によってネット販売上での常識というものが、微妙に異なっているとみるべきだろう。
私はネットではあまり買い物をしないから確かなことは言えないが、
買い物しながらもっといろんな業界のことを調べたら、面白いかもしれないな。
しかし余談だが、件のスポーツグッズを最終的にアマゾンで見つけてたので、注文を入れたら、
あっという間に届いた。
何なんだ、いったい、これは.....。