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カテゴリ:身の周りの日常
私の二人のムスメがこの秋、初めて一緒に一泊旅行に出かける。
長女の方が自宅から離れてひとり暮らしをしているが、彼女が先日帰省した折、 その旅行のことを姉妹で話し合っていたのを、そばで聞くとも無しに聞いていた。 まるで噛み合ってない....。 お互い仲のいい姉妹ではあるが、性格はまるで違っている。 そういうこともあって、旅に何を求めるか、という点でも、大きく食い違いが生じている。 傍目には、こんなんで無事に出発できるんだろうか、と心配になるほどである。 そういう光景を見ていると、旅はやっぱりひとり旅に限るな、と改めて思うのだった。 もちろん旅先での感動や思い出を誰かと共有できる、という点は魅力かもしれないが、 行く先を自由に決められないというデメリットは、私にとってはその魅力をはるかに凌ぐ。 私は高校卒業して以来、一貫して「ひとり旅」派だ。 もっとも結婚してからは妻を伴うことも多いが、基本的に妻は行く先に拘らないので問題ない。 今さら(妻以外の誰かと)二人以上の旅なんて、考えただけでも身悶えしそうだ。 そんな折、私の所属する某団体で日帰り旅行の話が持ち上がり、 行きがかり上、私が幹事を務めることになった。 周りの空気は“オマエに任した!”と言ってくれてはいるが、額面通り取るわけにもいかない。 そういうわけであれやこれや忖度しながらプランニングするのだが、ハッキリ言って鬱陶しい。 精神衛生上、非常によろしくない。 こういう場合は、ひとり旅で中和するしかない。 今からは仕事も立て込んでいるので、ふらりと出掛けるということは出来ないが、 今年の夏休みにはひとりで、それこそ文字通り“ふらりと”3日間ほどドライブをしてきた。 行先も決めない、誰にも指図されない、真に“自由な”旅だった。 で、今のところはその思い出を反芻しながら、何とかやっていけてるのだ。 でもその効能が切れたら、またどこかへ行かなきゃいけなくなるだろうな。 現実的には難しいが....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月18日 23時13分51秒
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