2024/06/12(水)23:33
ドナウ川のさざ波
鉄道駅の発車メロディー(だいたい都会の駅)に、その土地にゆかりのある人の楽曲が用いられることが、ときどきニュースとして取り上げられる。
たいていは好意的なニュースとして報じられるが、私はあまり興味がない。
というよりも、ただでさえ騒々しい駅の構内で、さらに音を追加してどうするんだ、という気になってしまう。
とはいうものの、好意的に聞いているものも無いではない。
近鉄名古屋駅で、特急列車が発車するときに流れるのが『ドナウ川のさざ波』という曲なのだが、これが昔から何となくしっくりとくるように感じているのだ。
ルーマニアの作曲家ヨシフ・イヴァノヴィチが1880年に作曲したワルツなのだが、なぜこの曲が近鉄特急と結びつくのか、今もってさっぱり解っていない(笑)