福岡地方、今日はだいぶ暖かくなりました。
またまた昨日の続きに、今少しおつきあいください。
戒壇院東門 
西 とあるのは、創建当時は隣の観世音寺にのみ向かって開いていたので、その名残だとか。
観世音寺と戒壇院の間の細い道から歴史の散歩道に出て、 ずっと歩いていくと、途中レンタサイクルで観光して回ってる人もいました。 
この桜はもう色あせてますが、 山里の静かな風景が心穏やかにしてくれます。
学校院跡には由来書きと柿本人麻呂の歌を書いた立札があるばかりでした。
僧、玄ぼうの墓 
古い石の墓で風化しているので、何と書いてあったのかわかりません。 驚いたことにお墓の敷地のすぐ隣は普通の民家の庭です。
こちらにお住いの人は気持ち悪くないでしょうか。 玄ぼうと言えば、聖武天皇や母の宮子、光明皇后に寵愛され栄華を極め、 後には藤原仲麻呂に、ここ筑紫の観世音寺に左遷されたあげく、 藤原広嗣の霊に殺されたという言い伝えがあるくらい、悪徳 怪僧のイメージで薄気味悪いです。
お花 と線香が供えられているところを見ると、お詣りする人がおられるのですね。 故人それもずっ~と昔の人を私みたいに思うのは、良くないのかも知れません。
大宰府政庁跡 
今は庶民の憩いの広場になっています。 桜も満開の時はさぞ美しかったでしょう。かなりの本数があります。
若者の合唱の声流れゆく桜舞い散る春の野原に
古の政庁跡に桜散り夢かけめぐる春の筑紫路
この日の歩行数は18000歩。 我ながらよく歩きました。こんなに歩いたのは久しぶり。 春を堪能しました。  終わり
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