chery2974のブログ

今日、７月１１日は、作家吉屋信子の命日です。

「花子とアン」に登場する宇田川女氏のモデルは、吉屋信子か、

宇野千代かと、巷では喧伝されてますが、

果たしてどうなのでしょう。

吉屋信子氏は、女優の山口智子さんの出身高校の大先輩です。

また、この高校は、私がお気に入りブログに

登録させていただいてる方とも縁があるようです。

吉屋信子の作品は、中原淳一氏の可憐な乙女の挿絵でも有名です。

皆さんも、どこかで見たことがありませんか

【楽天ブックスならいつでも送料無料】暁の聖歌 [ 吉屋信子 ] 価格：1,728円（税込、送料込） 『少女の友〜愛唱歌集』CD 価格：3,500円（税込、送料別）

また、彼女は、今で言うガールズ・ラブの先駆者（？）でした。

処女作は「花物語」　　この作品は、少女たちの間に、エスという言葉を

はやらせ、田辺聖子氏なども影響を受けたと書いています。

「屋根裏の二処女」では、自分の同性愛経験を明かしています。

いくつかの作品は映画やテレビにもなりました。

後期には、「女人平家」や「徳川の女たち」などの、

長編時代小説も書いています。

戦前はゴルフ、戦後は競馬に熱中し、競走馬も持っていたそうです。

生涯のパートナーであり、戸籍上は養女になっている門馬千代さんが、

生前住んでいた鎌倉の邸宅を鎌倉市に寄贈され、

今は吉屋信子記念館となっています。

「花子とアン」の宇田川女史が今後、

どのように演じられていくのか、楽しみでもあります。

吉屋信子か、宇野千代に近いか、もしくは、

もう一人候補として考えられる北川千代なのか。

それぞれをミックスして、作り上げられた人物設定と

考えるのが妥当かも知れませんが。