人吉旅行 その5
通過した台風の影響で,前日は波が荒かったと聞いてましたが、当日は、波も穏やかになっていました。観光目玉の球磨川下り、やはり乗客は多くて団体さんが先にスタートしていきました。私たちが選んだのは、ミドルコース。このコースが最もポピュラーのようです。あと、ロング、ショートとラフイティングもあります。だいたい一艘に10名ほど乗ります。途中、記念撮影1枚1300円。希望者のみ購入です、記念に買いました。写真は後日郵送されてきました。乗船中がぶって、主人と隣に座っていた男性が濡れてしまいました。主人はわき腹から背中が結構濡れてしまいもう着替えが無いのに着替えたいと言うので、お土産店でTシャツを買って着替えたのでした。50分くらい川下りを楽しみました。降船場はJR渡駅近くでしたので、バスで人吉駅まで送ってもらい、再び観光を続けました。人吉城歴史資料館人吉城の歴史、城主相良家に伝わる遺品など展示されています。特に珍しいのが、全国でも例を見ないという地下室の井戸です。相良家家老の屋敷が建っていた地下で発見されました(パンフレットより)この井戸には一振りの刀がしずめられていたとか息子の屋敷跡にも、同じように地下室の井戸が相良親子は、いったい何を考えていたのでしょうか永国寺(ゆうれい寺)西南戦争の際、西郷隆盛の本陣になりました。創建者の実底和尚が描いたと言われてる「ゆうれいの掛け軸」武家屋敷人吉城の武者返しの横に建っていたのを、明治4年の廃藩置県の際、新宮簡氏が自宅の門として移築した「堀合門」御仮屋屋敷この屋敷は31代藩主長寛の次男・頼匡の隠居屋だったものを新宮家が拝領し現在地へ江戸末期に移築したものだそうです。西南戦争の際、西郷隆盛の宿舎として使用されました。庭園 焼酎蔵「繊月酒造」 こちらも見学可鍛冶屋町には、風情ある昔ながらの町並みが残っています。釜田屋さんの醸造蔵を見学しました。味噌が入ったアイスもなか 塩キャラメルに似た風味で美味しかった「五木の子守唄」の歌が流れる装置と記念歌碑歌を聴いてみました町屋ギャラリー立山ここには、与謝野鉄幹の歌碑『ほの白く木山の城の石垣のたそがれそめて秋風ぞふく』アイスコーヒーと、お茶うけの黒砂糖とクッキーとっても可愛い急須で出てくる緑茶つきこの町屋は、鍛冶屋町でお茶蔵を営んでいる『立山』さんが経営するカフェですが、この建物自体は、もとは材木商の住まいだったそうです。庭園も趣がありましたほとんど見かけなくなった、駅弁の立ち売りこの男性は駅弁屋さんの社長さんで、テレビでも紹介されたようです。帰路は、人吉から熊本まで「しんぺい号」に乗りました乗車してすぐに、旅行会社だったかJRだったか、係りの人が「香港の撮影クルーが乗りますので、煩いかもしれませんが・・・」と事前にことわりを言いにきました。確かに、かなり騒がしかった~~雨が降りもやがかかって、幽玄な趣の球磨川熊本駅に近づくにつれ、屋根瓦がところどころ欠けたりブルーシートがかかっていたりと、地震の爪痕がまだ色濃く残っていました主人と二人だけの旅行は、新婚旅行以来。こんなふうにゆっくり出掛けられるのも商売をやめたからできることで、思い切って決断してよかったと思います。人吉は、九州ふっこう割を利用しての1回目の旅でした。あともう1回、10月は平戸へ行きます