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カテゴリ:低コレステロールの危険
低コレステロールで増す死因・・2・・脳血管系(脳出血など)・! 低コレステロールでは脳出血や脳梗塞後の脳出血が増すといわれています。 我が国のみならず、既に述べました、アメリカの36万にも当たる人達を対象にした疫学研究(MRFIT)でも、血中コレステロール値が192mg/dl以下の人達で、ガン死についで、脳出血による死亡が多く、我が国の結果と一致しています。 我が国のJ-LIT研究の結果にあっても、同様です。 以下のようでした。 1)脳血管系死は、血中コレステロール値が220~239mg/dlの範囲で最低となる。 およそ、年間で、千人当たり0.2人ぐらいです。 2)血中コレステロール値が、180mg/dl以下では、年間、千人当たり0.8人ぐらいに増加する。 1)の血中コレステロール値(220~239mg/dl)比して、およそ四倍増えていることになります。 3)血中コレステロール値が、240mg/dl以上になると、例え、280mg/dl以上と増加しても、脳血管系死は、0.3人ぐらいで、増加が認められていない。 つまり、脳出血などの脳血管系死は、高コレステロールになっても、あまり増加しなかったとなります。 コレステロールが細胞膜の成分としておよそ25%を占めており、血管の安定に不可欠だからといえます。 また、成人の体内コレステロールの内、およそ四分の一は脳に集中しています。 それ故に、脳神経系機能にとっても、コレステロールは重要なのです。 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチの「低コレ & ローコ日記」に関連内容を書いています。本日のテーマは「血中コレステロール値の年次推移・・1・・男性・!」です) (ミクシィにも出しています) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/06 11:11:41 AM
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