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低コレステロールへの常識を改めよう

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ルキシト@ Re:低コレステロール血症を改善する元祖・・209(10/06) 健康志向が高まりダイエットが盛んですが…
わだわだわだ3346@ ありがとう! 前にコメントで見かけたお小遣いサイトす…
mkd5569@ Re:低コレステロール血症を改善する元祖・・111(11/27) 健康にはきをつけたいですね。 ランキン…
mkd5569@ Re:低コレステロールを改善する元祖・・91(10/11) よませてもらいました~。 またきますね。

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2008/09/25
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Dr.ビュートのThe アスクレペイオン;
 ベスト チョイス ガイド: テイラーメイド栄養・食餌療法(Tailor-Made Dietetics)・・45



 ダイエットのハウツーを知っておこう!!・・31・・国際的学術評価ナンバーワンのダイエット法; 低炭水化物、カロリー・蛋白質・脂肪摂取制限なし

 ・ 二年間におよぶ低炭水化物食、地中海食及び低脂肪食ダイエット法の優劣比較・・7・・糖尿病のパラメーター(血糖、血中インスリン値、HbA1c)改善とダイエット法


 今や、欧米での糖尿病の食事療法は、低炭水化物、カロリー制限は、三千キロを著しく越えない食事コントロールが主流となっています。

 しかし、我が国では、依然として、総カロリー制限中心で、男性でも、1800キロカロリー以下の制限を受け、カロリー比が、炭水化物55~60%、脂肪20~25%、蛋白質20%を基本とした食事指導が行われています。

 ダイエット法も含めて、我が国では、脂肪は悪者、炭水化物は前者との信仰が根強く続いています


 今回の論文には、糖尿病患者も含まれており、低炭水化物食、地中海食、低脂肪食のそれぞれのダイエット法に伴なっての糖尿病のパラメーターが測定されています

 そのパラメーターとして、空腹時血糖、空腹時血中インスリン、及び、HbA1cに及ぼすダイエット法による影響を紹介します。

 今回は、糖尿病患者と非糖尿病者について、ダイエット法による二年間後の結果を取り上げます

 それぞれの検査値が低下した場合は、―値として示し、増加の場合は、+値として示します。


 ・ 空腹時血糖値
     
             空腹時血糖値の増減(mg/dl)

  ダイエット法     糖尿病患者    非糖尿病者

   低炭水化物食     +1.2     +1.3

   地中海食      ―32.8     +3.1

   低脂肪食      +12.1     +3.1
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 糖尿病患者グループでは、地中海食で、効果的な血糖値の減少が得られ、逆に、低脂肪食で、著しい血糖値の上昇となっていることが判ります

 地中海食、低脂肪食のいずれも、同一の摂取カロリー制限があり、男性では、1800キロカロリー以下、女性では、1500キロカロリー以下となっています。

 一方、カロリー制限は基本的には無く、脂肪摂取制限が無い、低炭水化物食では、空腹時血糖には影響がなかったと言えます。

 
 非糖尿病者では、いずれのダイエット食によっても、空腹時血糖には影響無しの結果でした


 ・ 血中インシュリン値


             空腹時血中インスリン値(mU/ml)

   ダイエット法     糖尿病患者    非糖尿病者

    低炭水化物食     ―2.2     ―3.7

    地中海食       ―4.0     ―1.8

    低脂肪食       ―1.5     ―1.4
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 糖尿病患者グループでは、地中海食法で、血中インシュリン値は低下傾向にあります。

 血中インシュリン値が低下していることは、上述の空腹時血糖値が下がっていることと一致していると言えます。

 つまりは、日頃の血糖値が低めにあり、また、インシュリン抵抗性が改善したことを示唆しています

 また、低脂肪食が糖尿病患者にとって、インシュリン値の改善が悪いことは、血糖値の低下ともどもだと判ります


 一方、非糖尿病者のグループでは、低炭水化物食で一番血中インシュリン値は低下を認めます

 つまりは、低炭水化物食は、日常的に、食事に伴なう急速な血糖上昇は無く、血糖値が平均的に低く保たれていることを示していると思います。

 
 ・ HbA1c

         HbA1c値(%)

             
    ダイエット法     糖尿病患者   

     低炭水化物食     ―0.9

     地中海食       ―0.5

     低脂肪食       ―0.4
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  HbA1c(グリコヘモグロビン)は、過去の1~2ヶ月の平均的な血糖値を示すパラメーターです。

  低炭水化物食が、一番優れていることが判ります。

  耐糖能がよくなっていることを示していると思います。


  一般的に言って、摂取した炭水化物は、およそ100%が糖となり、蛋白質は、50%ほどですが、脂肪は、10%以下に過ぎません
 
  それ故に、炭水化物食では、急速な血糖上昇となり、その高血糖が、動脈血管内皮の損傷や炎症を誘発して、その結果として前回取り上げました高感度CRPの低下が悪く、アディポネクチンの増加も、低炭水化物食に比して、良くないのだと一致することが判ります。

  炭水化物主体の食事は、急速な血糖値は上昇するが腹持ちは良くありません

  それ故に、空腹感を感ずるようになり、間食が多くなる人たちが多くなるのは、血糖値の低下が早いためです


  しかし、低炭水化物食では、高脂肪食となります。

  その上、脂肪食は、10%ぐらいしか糖に変わりませんから、急速な血糖上昇とはなりませんから、上述の高感度CRPの上昇も低く抑えられると言えます。

  また、過剰な血糖値上昇による中性脂肪への代謝も減ることになります。


  炭水化物主体の食では、急速な血糖上昇となり、余分な糖は中性脂肪に変換されて、内臓脂肪として蓄積されることになりやすいのです
  
  つまり、低脂肪食で、高炭水化物主体の食スタイルは、血糖値の急速な上昇によって、動脈硬化が促進され易くなっていることを示すパラメーターの高感度CRPは上昇を招き易く、内臓脂肪の蓄積は、善玉抗動脈硬化パラメーターと言えるアディポネクチンの低下を招くとの結果に加えて、体重増加も炭水化物食で起こりやすくなっているとなります

 
 しかし、低炭水化物食では、カロリー制限は3000キロカロリー以上の過度の高カロリー摂取をしなければ、急速な血糖値上昇が誘発され難いために、中性脂肪に変換されることは低下して、内臓脂肪の蓄積は誘発され難く、逆に、空腹感を招かないために間食は減り、内臓脂肪を利用して、その減少を誘発することになり、体重減少にとって効果的となるとなります

 加えて、前回に紹介した高感度CRPは低下、アディポネクチンは増加を誘発して、動脈硬化誘発の抑制に役立つといえるのです


 今回、更に、糖尿病にとっての食事コントロールにあっても、低炭水化物食が、低脂肪食より有効だとの結果でした。

 欧米が、何故に、高脂肪食で低炭水化物食を糖尿病の食事指導の主流となっているかの理由が判ったと思います


 そろそろ、我が国も、炭水化物食への神話的信奉を棄て、脂肪食に対する偏見を改めるべきだと思います


 (はてな日記では、『日常茶飯の「こころ」・・81・・俯瞰思考;価値観の幻想;ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・39・・レトロモダン(RetroModern)及びネオテニーイズムの光と陰; 日本の混沌・・2(Neotenyism)を話題とします)

 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、『メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・15・・「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の基・・15・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・9』を話題とします)

 (Googleでは、『オタピーラプソディー;『脳力』は『健康力』を・・5・・『健康力』の常識は変わっている・・4・・『メタボの罠ー『病人』にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書〉』を話題とします)

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Last updated  2008/09/25 08:34:43 AM
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