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2005年08月12日
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カテゴリ:服薬
今日は1ケ月に一度の精神科受診の日。
ここのところ、とても不安定な長男。

私も先日の次男の頭蹴り倒し、ダンナ激怒事件のこともあり、じっくりドクターと話したかった。
午後からの予約だったが、主人は起きないので長男だけを連れて病院へ。

待合室にいる間は床にねそべったり走り回ったり。
オットセイのまねと言って、床に寝て両手両足をばたばたさせ続けたりして「落ち着かない、落ち着かない」と言っていた。

「5分だけ、ママが先に診察室に入って先生と2人だけでお話させてくれる?キミの悪口を言うのじゃないよ。ママが自分のことを先生に相談したいんだよ。」と言うと、しぶしぶ承諾。

今は医者の現場から離れてしまった以前の主治医。とても信頼する素晴らしい先生だった。その方が病院を離れる前に「長男君は特別に不安定で敏感なところがあるので、これからも院内学級があるような大きな総合病院につながっていてくださいね」とくれぐれもと言い残して去っていった。

その先生が入院の可能性を示唆したこと、薬を飲ませてパニックを抑えていることが自分を責める。

今の主治医に、先日の次男の頭蹴り上げ、ダンナ激怒「お前はわがまますぎる」と叫んだ顛末を話した。
「以前のドクターが入院を示唆したということは、私たち家族に彼を支えるチカラがないと思ったからでしょうか。」と聞いてみた。

主治医の答え。
「両方だね。確かに長男君は感情爆発が激しく扱いが難しい。その上とても敏感で精神的に不安定になりやすい要素があるよ。
それとご主人と奥さんのバランスが難しいよね。あなた(私のこと)はご主人にとっても長男君にとっても模範的なモデルであり続けなければならないのだよ。」

「ご主人には長男君と同じような要素がある。(つまりアスペルガーであるということ。)だから先日のようなトラブルがあってばたばたしているとき、あなたが腹を立てて『何とか言ったらどうなのよ』というようなあいまいなことを言うと、ご主人は『怒ってほしいと思っている』と判断するかも知れないわけよ。

ダンナさんが怒るっていうのは、あなたのマネをしてるんだよ。あなたが子供たちを怒るのを見て、自分はどうしたらよいかわからないから、怒ってるんだよ。」

「じゃあ、全部ワタシが悪いわけ~(涙)?」

「そうだね。というと酷だけどー。ダンナさんにはどうしたらいいかわからないはずだよ。」

そんな話をしている間、長男は今までに今の主治医に見せたことがないほどに常道運動を繰り返し、隣の診察室に乱入しキャビネットというキャビネットを開けまくり、主治医の手帳を振り回して、ベッドでジャンプとオットセイの連続技を見せていました。

主治医が口を開き
「やせなきゃだめだね。これ以上大きくなると誰も彼を抑えられなくなる。力で押さえられなくなったら、学校での対応も変わってくるよ。これ以上太らせたらいけない。
それと、やっぱり薬を増やそう。」


「それはいやだ~。先生、私それは辛い。自分の弱さゆえに環境を調整できないから、自分勝手に薬を増やしてるみたいで耐えられない(号泣!)」

主治医
「いや、それは違うよ。彼に合う薬を使って気持ちを楽にしつつ、環境調整もしていくような方法しかないよ。」

ベッドの上でオットセイをしていた長男が突然口をはさみ
「ボク、薬を飲みたいよ。もっと落ち着けるようにしてほしいよ。」

主治医
「そうだよなあ。じゃあそうしよう。そんなにむやみな量やきつい薬を出すわけじゃないから、お母さん心配しなくていいよ。」

と薬が変わった。

いつもの薬局に病院から処方箋をFAXしたが、薬の在庫がなくメーカーからの供給も来週月曜になるそうで、今日からは飲み始められなかった。だから手元に処方箋も薬もないから、何の薬に変わったのか今は忘れてしまった・・。

私は息子と夫の2人の行動サンプルでい続けなければならないのか。
ただはっきりしたことは、主人は相談相手にならないということ。





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最終更新日  2005年08月12日 20時50分16秒
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