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テーマ:障害児と生きる日常(4427)
カテゴリ:未分類
前の日記に書いた、昨日の電車のトラブル。
実際に起こったのかどうか、わからないのです。 昨夜長男が泣きながら詳細に語る内容を、私は細かくメモにして学校に持たせました。 担任の先生にアドバイスをもらいたかったからです。 学校で先生が本人や同乗していたお友達に聞いてみると、どうも例の2人組は同じ車内に乗っていなかったようなのです。 長男は語彙も豊富でまともに受け答えができますが、いつもファンタジーの中にいます。 毎日の絵日記は「昨日学校が終わった後、新幹線に乗って温泉へいきました」といった内容。 「学校でカラスがおばあさんの頭をつついて、脳みそが出たんだよ」などと真顔で話しています。 私は否定せず「そうだったんだ~。びっくりだね。」と答えています。 ここ数日二男がインフルエンザにかかっていたので、自分が注目されず寂しかったようです。 三男のしつこさから、蹴ったりたたいたりしてしまうのを止めるために、二男が「お兄ちゃん!!」と大きな声で怖い顔で怒鳴ることがありました。そのときに「ママ、二男君がにらむのが怖いよ~」と訴えていました。 寂しさと二男の怖い顔から前回のトラブルのフラッシュバックを起こしたのかも知れない・・・と思いました。 今日はすっきりした顔で帰宅した長男に聞きました。「二男君がインフルエンザでママがかまってくれなかったから、寂しかったの?」 長男は「うん。寂しかったけどもう平気になったよ。なんでかわからないけど、今日から寂しくないよ。」と答えていました。 私は昨晩、長男の話を聞きながらひどく動揺し、長男を寝かせて泣きながら学校あての手紙を書きました。 そんな風にすぐに動揺するから、試されるのかな。 彼のファンタジーの中のことなのか、実際に起こったのかわかりません。私たちの世界では「なかったこと」かも知れませんが、彼の中では危機的状況だったのだと思います。 自分の本当の思いに気付かず「自分の方を向いて」と訴えられない長男は、違う形で私に気持ちをぶつけたのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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