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テーマ:障害児と生きる日常(4426)
カテゴリ:生活の工夫
「夏休み」というものを知らない三男は、いつも通り8時に家を出て保育所へ行く。
三男の保育所までは家から車で5分くらい。その間二男と三男で毎日の算数と国語のドリルとそれぞれの学校から出されている課題をやらせる。 私がそばにいない方が、長男も当り散らす相手がいないので、静かにやっているようだ。 早く帰ると長男のイライラにまともにぶつかってしまうので、三男を保育所へ置いたあと少し先のファミマでコーヒーを飲みながら友達にメールをしたり、手帳でスケジュールを確認したり、一人の静かな時間を持っている。 この時間は本当に大事。 長男にとっても、私にとっても。 15~20分ほどのゆっくりした時間を持ったら帰宅。 そこでドリルの添削をしたり、宿題に目を通したりする。 そこでイライラをぶつけてくる。当り散らすときもある。 いつもはまだ帰宅していないダンナが、昨日はその場面に出くわした。 私に暴言を吐く長男に怒りが抑えられず、別室に呼んで長い長い説教をしていた。 長男は泣き喚き、フラッシュバックを起こして遠い昔の悲しい思い出を語っていた・・・。 怒るだんなも責められない。苦しむ長男も。 その日はみんなで冷たいおそばを作ることになっていたので、近くのショッピングセンターに出かけた。 長男は「ママ、車で待っててもいい?」と聞いた。 私は深く考えず「何言ってるのよ。一緒にお買い物しよう」と長男を誘い出した。 スーパーに入った長男は、幼児の頃のように走り回り、振り返るとそばにいなかった。呼び戻しても大きな声を出したり寝そべったりして、興奮や不安を抑えられない様子。 「やっぱり車で待っていなさいね」と言って車に連れていった。 流水麺のそば、かき揚げ、ねぎを買って帰り、長男と二男と私で冷たいかき揚げそばを作った。 長男はねぎを切り、二男は麺を水でほぐし、私はかき揚げを温めて皿に盛った。 これだけでもやり遂げた喜びで少し落ち着いていたみたい。 今日はレスパイト利用日。 つい今しがた、先生がお迎えに来てくれて笑顔で出かけた。 二男は隣の兄ちゃんとキャッチボールしてる。 ダンナは2階で寝ていて、静かな午後。 日々ヘトヘトになっているけど、こうやって一日一日過ぎていくんだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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