|
テーマ:障害児と生きる日常(4431)
カテゴリ:理解がすすんでほしい。
夕べは地域のお祭りだった。
主人が骨折したために、今まで力仕事はほとんど主人にやってもらっていたのだが、それも私がやらなきゃならん。 ゴミ捨てや犬の散歩などは子供たちにフルのだが、それ以外のこまごまとしたことがあり、整骨院に通いだしてから調子の良い私は、ダンナのケガに奮起して頑張りすぎた。 体内バランスが崩れたのか、下痢と吐き気、膝と腰の痛みがひどくなり昨日はダウンしていた。でも昨日は子供たちが一ヶ月以上前から楽しみにしていた近所のお祭り。 主人はもうすっかり体調が良くなっていたので、松葉杖をついて子供たちを祭りに連れて行った。 今朝、不機嫌な様子でおきてきた主人。 夕べも遅くまでテレビを見てたんだろう。 今日は病院の脳外科で脳波の検査。9時に検査予約が入っているから、8時半出なくちゃならないので、めずらしく早起きして不機嫌にしていた。 学校から肥満のチェックが入り、毎日の体重管理と1日3回の体操の宿題が出ている長男。 朝起きてすぐ体重を測る。 スタートは54.4kg。よくがんばっておやつもがまんし、今は53kg台。身長も伸びていることだから、いつも見ている私からはスリムになったとは思えないけれど、よくがんばってる。 でも今朝は自分が超えたくないと思っている54kgを超えていた。 54.4kgだったのに50.0kgとごまかして書き込み、ひとりでイライラしてた。 私は台所で朝ごはんの準備をしていたので、長男の体重が見えなかったので「何キロだった?」と聞いた。 長男はイライラして「知らねーよ!!」と答えた。 それを聞いた不機嫌なダンナはキレた。パニックを起こしたみたいに。 脛骨骨折しているダンナは絶対に体重をかけてはいけないことになってるいのに、つかつかと歩いて長男のところへ行き、一発ビンタをした。 それで泣き叫ぶ長男を引きずってキックして「バカヤロウ」と連発しながら、往復ビンタ。 それでもまだ気持ちがおさまらず、首をつかんで締め上げて、耳元をビンタした。 長男は恐怖のあまり泣き叫び大声を出して泣いた。 三男も「気持ちが悪い」と言って泣き出し、またそれにダンナは激高した。 昨日の朝日新聞の中に「ものわかりの良い父親が多いから、子供は反抗期がなく自己を確立できない」といった文章が書いてあった。 その言葉に反応したのか、珍しくそのことについて色々語っていただんな。 私は静かに言った。 「『バカ』の言葉は使っちゃダメだよ。それに父親が暴力をふるったら、自分もふるっていいと思うよ。昨日の新聞に触発されたのならそれは定型発達の子に当てはまることじゃない?」 ダンナは「それでも反抗的なもの言いは許さねえんだよ~!!」と怒鳴った。 私は「それは確かにいけない。でもそれを暴力や暴言で治そうとしても治らないよ。何もかも他の子と同じように扱うのなら、地元校に生かせて地元中に通わせよう。手帳も返納しよう。 精神科に通って薬飲んでる子なんだから、もっとハードルを下げてやろうよ。 確かに挑発するようなイラつかせるような物言いをするよ。私も思わず感情的になってしまうことがあるけれど、それに乗らず、長男のテンションが上がるほど私はトーンを下げるように努力してる。」 ダンナは今週は休みをとってずっと家でゴロゴロしていたのに、久しぶりに出かけたりしたので疲れたのか・・・。 朝から顔に斜がかかって、イライラしているのがすぐにわかった。 脳波の検査というのも、病院嫌いのダンナにはストレスだったのだろう。 今は病院にでかけて、ものすごくイライラしながらドリルや日記を書いている長男と2人、それでも静かに過ごせているのはありがたい。 ここにダンナがいたら・・・ きっと手がつけられないくらい、パニックになっていたのかも知れない。 この夏で学んだ。 やはりダンナに子供たちの細かいフォローは難しいこと。 彼は気質的にやっぱりムリなのだ。 私ができないこともたくさん。彼に向かないこともたくさん。 お互い、得意な分野で子供に関わっていくことが大切なんだなあ・・・とつくづく感じた。 もうすぐダンナが帰ってくる。 また今日も酷暑でゆううつな午後だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[理解がすすんでほしい。] カテゴリの最新記事
|