|
テーマ:男の子3兄弟の子育て(996)
カテゴリ:母のひとりごと
性教育の講演会で、助産師の先生のお話を聞いてからいろいろと考える。
私が小学5年生で初潮を迎えたとき、母はものすごく嫌がり汚いものを見るような目で私を見た。 生理のときにどのようにしたら良いかなど、全く教えてくれず姉から教わった。 お祝いなどとんでもない。 早い初潮を迎えた私を、汚らわしいもののように見た目が忘れられない。 それから子供を産むまで、月経困難症に苦しんだ。 ものすごい生理痛、経血量が多く、すぐにナプキンを取替えないともれてしまう。 座り込んだら動けないほどの痛みに苦しんだ。 母は「性」を汚らわしいもの、発達を喜ばしくないとのメッセージを伝えた。 それが私の月経困難症と大きく関わっているのではないか、と先生に話したところ「それは間違いない。だから女の子のお子さんがいる方は、お子さんが初潮を迎えた日にはおもいっきりお祝いして喜んでくださいね。人生に大きく影響します」とおっしゃっていた。 先生から私が受けたメッセージは。 性はとても個人的なもので、自分の体をよく知り自分を守らなければならない。 でも性のよろこびは人生を豊かにする。 子供たちは汚らわしさの結果で産まれてきたのではなく、愛から産まれてきた。 それは私もそう。自分の誕生は恥ずべきものではない。 自分を愛せれば、自分の愛する人も大事にできる。 今度子供たちから「ボクはどうして産まれてきたの?」とか「どうして赤ちゃんはできるの?」と問われたら、きちんと答えたい。 女性の体、男性の体。 その違い。そして尊重すべきこと。 晩年、母から父との夫婦関係はつらいものだったと聞かされた。 そんな暴力的なつらい関係の中から生まれてきたと伝えられた子供はつらい。 子供たちには、心から愛し合いステキな関係の中から、神様が最も良いタイミングで君たちが与えられたんだよ、と伝えればいいなと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[母のひとりごと] カテゴリの最新記事
|