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カテゴリ:母のひとりごと
幼児期に好きだったことが、その人が本当に好きなことだったりするらしい。
私って何が好きだったんだろう・・・。 幼稚園の頃の記憶といえば。 制服のタイツがしっかり引張り上げられてなくて、股の下があまってる感じ。 上履き入れをいつもチューチュー吸っていたようで、そのボロボロの感じと感触、味。 お弁当に入っていた小さな小さな細巻き。 ウインナーやきゅうり、たくあんなんかが具になっていたから、カラフルできれいだった・・・それがアルミ製のアトムの絵がかかれたお弁当箱にびっしり入っていたから、毎日弁当箱を開けるたびに嬉かった。 その弁当が終わった後、お昼寝の号令がかかるのだが、横になるわけではなく机に突っ伏して寝る。 当然寝られるわけもなく、ただ黙って目を閉じて時が過ぎるのを待ってた。 鼓笛隊のメンバーになって、マーチングバンドみたいな赤い革のベルトを肩と腰に回して小太鼓を固定した感覚。 少し重かったけど楽しかった。 おゆうぎ会でお姫様役になって、母がきれいな真っ白のチュールでドレスを作ってくれた。 そのドレスを着るのが嬉しくて嬉しくて・・・何度も家で着た。 小学校になっても嬉しくて何度もドレスを着てみた。 上身頃は忘れたけれど、ドレスの部分は三段になっていて、シンデレラみたいなドレスだった。 あのドレスを取り出して眺めるたび、着てみるたび、ドキドキした。 家では何をして遊んでいたんだろう・・・人並みにお人形も持っていたけれど、リカちゃんハウスは持ってなかったから、持っているお友達のお家に遊びに行ったもんだ。 一番好きなことは、絵本を読んだり空想にふけることだったような気がする。 今でも本は好きだし、妄想族。 得意技は現実逃避。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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