今年こそ、代表は最後だ。
5年目になる障害を抱える子を持つ家族の遊び場の活動。月に1~2回、地元短大の施設と先生、学生さんの助けをいただきながら、5年目になった。5年前。本当に困っていた私。公園につれていけば、すぐに誰かをたたく、おもちゃを取り上げる。泣かせる。道路に飛び出す。言葉は普通に話すから、みんな何でも理解していると思われる。ものすごく辛かった。二男三男もまだ赤ん坊で、何がなんだかわからなかった。とにかく、気兼ねせず、子供を怒鳴りつけたりイライラしたりせずに遊べて、同じような思いを持つ母親たちと話し合う場所が欲しかった。それでスタートした場所。長男が3年生になって土曜日にスイミングをはじめたので、二男と三男だけが参加していた。去年からは二男、今年から三男が野球をはじめたので、誰も土曜日の午前中に家にいる子がいなくなってしまった。参加している子供のほとんどが未就学児なので、次世代に引き継ぎたいと思った。去年もアピールしたりお願いしてみたところ、みんな動いてくれなかった。今年は「もうできない」と言った。短大の先生には「自分の子供の必要がなくなったからと言って、去るの?」と言われた。確かにそのままボランティアとして継続していければいいのかも知れないけれど、私には無理。ウィークデーならいいのだが、それぞれの場所でがんばっているわが子に付き添わず、違う場所で母親が動く年代では、まだない。いや、それは私にはできない。今年が最後と自分に言い聞かせ、日程決めや係り決め、保険の申請などひと通り動いた。それでも何かと私に問い合わせが来る。今年は中心的にやってくれる、と言ってる方が今年度初日の活動日に参加できないとメールが来た。初日に来られた人には活動日のお知らせの文書を配り、来られない方にはその日来た人でお手紙を出してもらうようにお願いしておいたからだ。メールの返事には「今年度の活動には全く参加できないと思いますから、お手伝いできるのは先日の話し合いが最後になります。今後の様々な活動は、参加者で相談してすすめてください。障害児をカシラに小学生の息子が3人いる状態は、かなりのオーバーワークで、これ以上の仕事を抱えるのは私には無理なようです。本当にごめんなさい。お察しください。」と送った。今年で最後になるのかも知れない。それもしょうがない。継続が目的になるよりも、必要なく負担になる場ならば消えてしまった方が良い。今、私に何かをせよと強いても動けない。