映画と小説の保管庫

2005/10/29(土)23:14

ソウ SAW

アメリカ映画(467)

2004年  アメリカ ケイリー・エルウィズ   ダニー・グローバー ストーリーは、薄汚れた広いバスルームで目を覚ました2人の男、ゴードンとアダム。彼らはそれぞれ対角線上の壁に足首を鎖で繋がれた状態でそこに閉じ込められていた。2人の間には拳銃で頭を撃ち抜かれた自殺死体が。ほかにはレコーダー、マイクロテープ、一発の銃弾、タバコ2本、着信専用携帯電話、そして2本のノコギリ。状況がまるで呑み込めず錯乱する2人に、「数時間後の6時までに目の前の男を殺すか、2人とも死ぬかだ」というメッセージが告げられる…。その頃タップ刑事は“ジグソウ”を追っていた。ジグソウが仕掛ける残忍な“ゲーム”で次々と被害者が出ていたのだった…。 映画公開時から観たいと思っていたこの映画をやっと観る事が出来ました。 つっこみどころは多々あるけど満足のいく映画でした。 低予算でも脚本や優れた演出によってここまでの映画を作れるのかと感心したした。 バスルームで繋がれた2人の背景もしっかりしてるし、時間が経つにつれて追い込まれていく過程も見事でした。 密室劇やからダラダラするかと思ったけど、タップ刑事がジグソウを追いつめていくシーンや繋がれた2人の記憶を紐解いていったりするシーンがあったりして飽きない展開になってて集中力が途切れなかったです。 ところどころにメッセージが散りばめられているので、観終わった後にあのシーンはこのためにあったんかって納得させられます。 【CUBE】【セブン】【コピーキャット】がミックスされた映画やったと感じました。 観た人は絶対にラストを黙っていましょう。 アダム役で出演しているリー・ワネルは原案・脚本を手掛けています。 まだオーストラリア出身の20代らしくこれからが凄く楽しみです。 ゴードンの妻役であつぼうが好きなモニカ・ポッターも出演してるのが良かったです。 もう少し彼女に見せ場があっても良かったけど・・・。 評価★★★★☆(3.7)

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