2006/11/22(水)22:53
世界でいちばん不運で幸せな私
2003年 フランス
ギョーム・カネ マリオン・コティヤール
ストーリーは、ジュリアンとソフィーは小学校の同級生。母親が重い病気にかかっているジュリアンと、ポーランド移民であるためイジメにあっていたソフィーはひょんなことからあるゲームを始める。それは相手が出したひとつの“条件”をクリアするというもの。そしてそれを交互に繰り返す。“相手が仕掛けるゲームに絶対にのる”が唯一の鉄則。最初は互いを慰めるための無邪気な遊びにすぎなかったが、それは次第にエスカレートしていく。やがて大人になった2人は、依然としてそのゲームにとらわれていた。互いに特別な想いを抱きながら素直になれず、そしていつしか2人は別々の人生を歩み始める…。
フランスのブラックユーモアなのか、このゲームはちょっと理解不能でした。
子供のうちは相手が出す条件も可愛いものが多いけど、その中でも葬式のシーンで踊りながら歌を唄うシーンなどは非常識すぎて理解出来なかったです。
大人になってからの条件はさらにひどく自分達だけでなく周りの人まで巻き込んでゲームが進行していきます。
はっきり言って周りの人には大迷惑です。
最後なんかお互いの配偶者や子供はどうなるねんって思うほど自分勝手な2人です。
公開時のキャッチコピーが【なぜだか いつも、からまわり】。
こんなゲームしてたら、からまわりするっちゅうねんって思った。
お互い好きやのに素直になれずにこんなゲームでしか自分を表現出来ないのは可哀そうやけど、現実にこういう人もいてそうです。
どれだけゲームをしようが周りに迷惑をかけてはいけません!
評価★★☆☆☆(2.4)