2007/03/10(土)22:38
キャプテン・ウルフ
2005年 アメリカ
ヴィン・ディーゼル ローレン・グレアム フェイス・フォード ブリタニー・スノウ
ストーリーは、アメリカ海軍特殊部隊が誇る無敵のソルジャー、シェーン・ウルフ。ある時彼は、誘拐され殺害されたプラマー教授の遺された家族を守るため、ハウスキーパーとなって一家と行動を共にすることに。ところがそこに待ち構えていたのは、上は反抗期真っ只中の19歳の長女から下はオムツをはいた赤ちゃんまで、勝手し放題のわがまま5人姉弟だった。慣れない家事に加え、あの手この手で困らせる子どもたちにすっかりお手上げのウルフだったが…。
ヴィン・ディーゼルがコメディ?って言うのが観る前のあつぼうの感想でした。
シュワちゃんのようにアクションとコメディの2足の草鞋を履くつもりかなって思ってたけど、スタローンのように演技派に転向して大失敗って事もあるのでかなり心配してました。
特にヴィン・ディーゼルって今までカリスマのあるヒーロー役が多いからそのイメージが脱却出来るのかが問題でした。
でもそんな心配は一切無用でしたよ。
演技力はもう一つやけど、コメディセンスはあるって思える演技をしてましたよ。
アクションスターがコメディ映画に出るとそのギャップだけで映画が成立してしまうようなところがあるけど、この映画はストーリー的にはありきたりやけど、なぜか面白い。
まぁ~その要素の一つはヴィン・ディーゼルのドタバタぶり。
子供達に振り回され場違いな軍人気質でその場をさらにややこしくしてしまうのは良かった。
子供達に罰として腕立てをさせたり、早朝トレーニングをしたりと子供達にとっては最悪ですよね。
みんな自由気ままに生きてるように見える子供達ですが、それぞれ悩みを持ってるんです。
その悩みをウルフと共有する事によって深い絆がうまれてきます。
もうこのありきたりやけど安心して観ることの出来るパターンは大好きです。
子守りをしてるヴィン・ディーゼルは必見ですよ。
銃を収めるホルスターに哺乳瓶を入れたり、前後に子供を抱きかかえて学校に行く用意をしたり意外とサマになってましたね。
特に赤ちゃんのウンチを交換するシーンは面白かったです。
自分の子供やから何とも思わないけど、知らない子供のウンチって変えにくいですよね。
映画の中でヴィン・ディーゼルが子供を寝かすために踊るピーターパンダンスがかなりツボにハマってしまったあつぼうでした。
ヴィン・ディーゼルにとってこの映画の次の映画って凄く大事ですよね。
個人的には次はアクションに戻ってほしいです。
評価(3.4)