2008/02/01(金)23:13
DOA/デッド・オア・アライブ
2006年 アメリカ/ドイツ/イギリス
デヴォン・青木 ジェイミー・プレスリー ホリー・ヴァランス ケイン・コスギ
ストーリーは、科学者ヴィクター・ドノヴァンが主催する格闘トーナメント“デッド・オア・アライブ(DOA)”。賞金は1000万ドル。武器の使用は禁じられ、出場者は会場となる孤島ドアテク・アイランドにて、装着したブレスレットの合図とともに場所・時間を問わず生死を懸けた戦いを繰り広げる。そんな壮絶な戦いの場に招待された3人の女戦士。行方不明の兄を捜す忍のかすみ、女子プロレスのチャンピオン、ティナ、警官隊を一瞬に蹴散らす女泥棒クリスティー。そんな彼女たちを待ち受けていたのは、想像を絶する恐るべき陰謀だった…。
これは格闘ゲームを映画化したのですが、今まで【ストリート・ファイター】や【モータル・コンバット】といった格闘ゲームを映画化して大失敗に終わった例があるので、期待してなかったんですよ。
でも蓋を開けてビックリ!B級テイストに溢れていて意外にも楽しめた映画でした。
これはゲームを知らない人もじゅうぶんに楽しめるレベルです。
もともと美女同士が闘うというコンセプトのゲームやけど、この映画でもそこらへんは忠実に再現されてました。
男性には美女を観てるだけで目の保養になるような映画なんですが、アクションシーンもあり得ない技の連続で楽しめましたよ。
ワイヤーアクション全開って感じでした。
まぁ~監督が【トランスポーター】のコリー・ユンやからアクションには定評がありますからね。
冒頭は日本の石狩山脈?ってところから始まるけど、ここで忍者かすみ役のデヴォン青木が登場してくるのですが、日本って設定のわりには衣装や背景は中国の少林寺みたいなんですよ(笑)。
未だに外国人が思い描いてる日本ってこんなんかなって思いました。
っていうかケインも出演してるんやったら、ここらへんはアドバイスせんかいってツッコミたくなります。
このデヴォン青木が演じてる忍者やけど、やっぱり日本人に演じてほしかったですよ。
ここで起用される日本人がいてないのが寂しいですよね。
とどめにアヤネ役がおもっきり外国人のナターシャ・マルテが演じてたのは違和感ありまくりでしたよ。
とにかくこの映画は物語なんかよりも美女の戦いを楽しむ映画です。
余計なロマンスもあるけど、これはご愛嬌って事で・・・。
場所は指定されずに出会ったら闘うって事なんで、竹林やイカダの上などの戦いがあって面白かったです。
意外とアクションをこなせる女優さんが揃ってたのが良かったのかな。
日本が誇っていいのか分からんけど、ケイン・コスギは素晴らしい動きをしてましたよ。
あくまで動きだけですけどね。
喋るともう大根役者に降格してしまいますよ。
クリスティ役を演じたホリー・ヴァランスが凄くカッコ良かったですよ。
クールな美しさはミラ・ジョボビッチ以上でした。
この展開はブルース・リーの【燃えよドラゴン】をパクッたなって思いました(笑)。
評価(3.0)