第5回村上の地酒を楽しむ会
先日、第5回村上の地酒を楽しむ会に参加してまいりました。 村上には、酒蔵がふたつ。大洋盛(たいようざかり)の大洋酒造さんと、〆張鶴(しめはりつる)の宮尾酒造さん。 ふたつの蔵が丹精込めてつくった地酒を味わい、酒屋さんから詳しいお話を伺い、村上の地酒の素晴らしさを再確認させていただいた会でした。 まずいただいたのは、仕込み水。ふたつを飲み比べると、味が全く違うんです。甘めでまろやかな〆張鶴の仕込み水と、すきっとした大洋盛の仕込み水。お酒の7、8割はお水ですから、この違いがお酒の風合いを大きく決めているとのお話に納得です。 頂いたお酒は、次の8種類。グラスが置かれている乾杯酒は、 それぞれの大吟醸。どちらで乾杯しようか迷ってしまいました。 この会でしか頂けない!というお酒もふたつ。 〆張鶴の生原酒と、 大洋盛のかめぐち。まさに甕から出したばかりの生酒です。貴重な体験をさせていただきました。 江戸から先代まで、つくり酒屋を続けてきた喜っ川。喜っ川を含め、14のつくり酒屋がひとつになって出来たのが大洋酒造さん。また、宮尾酒造さんとは遠縁ですが親戚にあたります。皆つながっているのですね。 日本で飲まれているお酒の割合で、日本酒は6%ほどとのこと。より多くの方に村上の地酒の美味しさを知っていただきたいです。 高橋