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人類と一番古く、 仲の好いのは 犬である。 犬の祖先はオオカミである。 オオカミは集団で生活し、上下関係が非常にきびしく、それでいてDNA の中に、環境にすばやく 順応する性質があるらしい。 歴史は10万年前から、とか3~4万年とか諸説あるが、紀元前1万8000年頃と言うのが定説である。
もちろん 人類は、狩猟中心の家族単位の、移動生活をしていた。 オオカミも 良く似た活動だったと見られる。 もちろん 「機敏さ」[臭覚」に勝るオオカミが「エモノ」を先に発見し、エライもの順番に食事をしているところへ、人類は「ヤリ」という武器をもって、オオカミを追い払い、自分たちの必要なものを食い散らかし、あとは、その場にのこした。 人類、オオカミとも、決して戦わず、暗黙のうちに、共同作戦が成り立っていたようなものである。 オオカミも、人間の残しものを、再度 手にすることが出来たので、人間を襲う必要はなかった。 ある時、人間の一人の女が妊娠し、 同じころ オオカミの集団の中で一番、弱そうなメスも 妊娠した。 人間の女は、ひどい難産で、とうとう子供を産めなかった。が オオカミの方は無事出産した。 しかし 一番順列の下の、メスのオオカミは、いつも十分な「エサ」にありつけず、子供を育てるのに苦労していた。 そして遂に、上位のオオカミにいじめられ、死んでしまった。 残った子供のオオカミを、人間の子供が連れて帰り、自分の子供を、産めなかった女が 「乳」を与えた。 これが 人類とオオカミの関係の始まりである。 その後 オオカミの子は、すくすくと成長し 何時も 母親代わりの人間の女のそばで、決して 人間に危害を加える事なく、人の 残り物で活きてゆけた。 話としては 上手くできているが、その後は どういう経緯をたどって、今の犬になったのか? それには 色々と「お話」の続きがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.06 21:01:00
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