京都ミニ観光★MKタクシー 2002/08/08(写真)
●中1女子2名が京都駅に到着した。とりあえず到着の写真を一枚二枚。
(Murasaco) 『さぁ~、新福菜館に行ってラーメンでも食べよう~か。』
(中1女子2名) 『新幹線の中でカツサンド食べた。』
(Murasaco) 『・・・・・』
『あれだけ新福菜館に行くって言っておいたのに...』
●一路タクシーに乗って新福菜館川原町店に向かう。今まで新福菜館と言えばJR京都駅付近の本店を利用していた。しかし、約一ヶ月程前に川原町店を訪れた時に、本店には無いセットメニュー(ラーメン小+焼き飯小=600円)を発見(2002/07/12日記参照)していたため、川原町店に向ってセットメニューを食した。我が家では家族全員が口を揃えて『美味い。特に焼き飯は最高♪』と言う評価を出していたので、久ぶりの新福菜館は旅のスタートを飾るに申し分の無い催しとなった。
●新福菜館を出た後は、新京極を軽く散策しながら「MKタクシー」指定の待合せ場所→寺町御池東側本能寺会館北側に向う。約10分程度早目に到着したため待つことになったが待合せ場所が「ホテル本能寺会館」であったため涼しいロビーで待つことができ幸いした。じきにMKタクシーの運転手さんから携帯電話に連絡が入り居場所を伝え数分とかからず無事MKタクシーに乗車した。
●MKタクシーを利用しての京都市内観光はこれで2回目。3時間コースなら市内の何処へ連れて行って頂いても1万円を切るリーズナブルな値段だ。前回もそうであったが多少時間には余裕を持っておきたかったため1時間を追加して4時間コースに変更して予約(費用=13,280-)していた。行きたい場所の注文は嵐山とみたらしダンゴ発祥の店だけ、後は運転手さんにお任せである。と言うことでいざ出発。
●先ずは嵐山に向った。やっぱり嵐山は紅葉の秋がベストと思うが、中1女子2名の同伴であるため「川+ボート」と言うシチュエーションが頭にあり夏の嵐山を目指した。ボートに乗ると予想を反して涼しさがあり軽快にボートを走らせた。ボートを降りた後は(名前は知らないけど)有名な竹林に向かい写真撮影となった。観光地とはわかっていても落ち着きがあり京都を感じさせる竹林は「スッゲーの一言」。運転手さんの興味深い歴史的な案内を聞きながら嵐山のあちこちを訪れた。最後は、油取り紙を買って嵐山を締めくくった。
●(運転手さんの話しでは)京都では【老舗】の判断基準を600年前に置いているとのこと。600年前とは【応仁の乱】を指しているとのことであり、応仁の乱以前から営業している店は老舗と言え、そうでない店は老舗と言うには新しい店と言うのだ。これには驚いた目が点の状態である。
(Murasaco) 『600年前を老舗の判断基準としている京都の方から見て
狂言の和泉モトヤ宗家話しはどう聞こえるの?』
(運転手さん) 『狂言の話しをする前に京都の人はお能(能とは)について
話します。狂言(狂言とは)はお能の舞台と舞台の間に演じ
られたものであり、狂言自体をとって宗家などの話しをする
ことに無理がある。。。』
『歌舞伎に至っては歴史が浅すぎて...偉そうなことを言おう
もんなら、「所詮、出は川原の乞食×△!!」で終わって
しまう。』
このような話しをいっぱーい聞かせて頂きこれだけで京都観光は満たされた気がする。だけど、残念ながら記憶残っていることは一部しかなく運転手さんには謝らなきゃ~ m(__)m
。唯一感じたこと....>>> マクドナルドの様に値段を下げて一人勝ちを狙うような振る舞いは良くない。京都の様に永く業を営むことや他が在って我が在ることに重みをおくような考え方が必要だ。”一見さん”お断り的なことが京都を閉鎖的としているが、本当の意味は付き合いを大事にすると言うことなのだろうと感じた。
●次は、【あぶり餅】を食するため【北野天満宮】に向かった。ここが”文道の大祖、風月の本主”であることなどはじめて知った(無知 > Murasaco)。お参りした後、受験真っ最中の中学・高校3年のための”お守り”を頂き、いざ、あぶり餅を食させてくれるお店へ向かった。私はあまり食欲がなかった(二日酔いか夏ばてかは不明)ので中1女子2名分の2人前を注文し座敷へと上がった。待つこと約5分、あぶり餅なるものが運ばれてきた。口内炎ができていても食することができる程度に小さく言い方を替えれば”実に上品”と言えるもの。ほのかに餅の焦げが感じられて京都ならではと言える食べ物であったと思う。
●あぶる餅の後は【みたらし団子】を食するために下鴨神社参道近くに「加茂みたらしの茶店」へ向かう。(2度目の訪問なので内容はすべてわかっていたが...)あぶり餅を食した後のみたらし団子は最悪に近い。店の雰囲気、食べ物自体のどれもあぶり餅に分がある。
●中1女子2名は関西入り初日であるため幾分か疲れが現れている。もっとも、お寺等を巡り歩く京都市内観光自体が(あまり)受入れられない感があったため、タクシーでの観光めぐりは終わりにして我が家(単身赴任社宅の1Roomマンション)がある京橋に向けて京阪電車「三条」駅まで送ってもらう。三条駅からは特急電車(JRとは違い特急電車でも料金は変らない、しかし、車輌はグリーン車クラス)に乗ったが中1女子2名は非常に感激していた。
(Murasaco) 『I was tired very much.』
※参考 MKタクシー 個人タクシー