何回か日記ねたにしてきたけど、おいらの愛読書(つーーか、愛読メルマガ)『田中宇のニュース解説』で”世界大戦の予感”なるタイトルの記事が送られてきた。非常に気になる。
それに昨日のニュースステーションで民間でイラン復興の手伝いを長年やられている方が出演し、次のようなことを言っていた。
『我々は自衛隊より10分の1以下のコストで自衛隊がやろうとしていることを達成できる。それに、自衛隊員の代わりに現地の人々を雇用するので現地の多くの人々に仕事を提供できる。今、米国に敵対しテロにの実働兵となっている人々は湾岸戦争以降、経済が壊れて学校に行けなくなっている若者達だ。自衛隊を派遣することに多額の金を使うのなら、その金でこれらの若者に学校を与えてやり勉学に励めるように経済的な支援をすればよい。そうすれば、テロに走る若者が減ることになり、その結果、テロ活動は治まるだろう。今、自衛隊を派遣すれば、今まで築いてきた自分たちに対する信頼も一瞬にしてなくなるだろう。そして、現在、イラクで復興の手伝いをしている我々のような民間人も標的とされるだろう』
このメッセージは非常に重たい意味を含んでいると思う。
自衛隊は、誰がみても軍隊だ。戦争に行くのではないと言っても攻撃されれば応戦することになる。別にこのことを否定すのではないが、一旦、イラク人を殺すことになれば、どんな理由があるにせよ亀裂は発生する。助けに行って敵視されるってどう言うこと??
イラク人が日本に求めていることとは何か?これをもっと考えるべきだろう。
それに、イラクを救うことができなくてもイラク人を殺すことなく支援することに勤めるべきだろうと思う。それが『平和憲法』を持っている日本の姿なのではないだろうか?
話しを元に戻すが、世界史の勉強不足であるおいらは、イラクが元々無かった国、白人達の思惑の中で意図的に作られた国であったことをはじめて知った。
(やっぱり、歴史は学ぶ必要がある)
勉強のことで思い出したが、中学生の頃、世界史の先生だったか(?)『戦争の中で一番怖い戦争は何か知っている?』と聞かれ、その答えが『宗教戦争』だった。何度かの世界大戦があったけど、それは、自国の拡大、思想…などによるものであり、宗教戦争とは異なっていた。
今、一番怖い戦争がはじまろうとしているようで背筋が凍る思いだ。
今の状態が、太平洋戦争がはじまった時に似ていると誰かが言っていた。
おいらは戦争を知らない。でも戦争とは誰もが戦争をしたいとか、戦争にはならないだろう…と言う普通の状態から気が付いたら戦争になっていたと言うことであるらしい。今、未だ日本国内は平和(ボケ)な状態である。だからといって、浅はかな判断をするとまっさかさまに戦争の渦中に飲み込まれてしまうように思えてならない。突然、映画『バトルロワイヤル』みたいなことにならないよう、日本の政治家は、おいら以上に世界史を学んで欲しいものだ。