つくる生活など

　今、庭にはセージの花が咲いています。セージは種類がとても多いですが、これは普通の食べたりバーブティーにしたりするセージです。

　手持ちのハーブの本には、「死から救う」というラテン語が語源だとか、アラビアのことわざでは「庭にセージを植えている者は死なない」とか、イギリスでは「長生きしたければ５月にセージを食べろ」と書いてあり、ちょっと遅れてしまいましたが、最近私も食べています。

　といっても、ソーセージをつくるとか、肉料理に入れるとか、ハーブティーにするといったしゃれたことはしていませんで、セージの生の葉を細切りもしくはみじん切りにして、塩少々とご飯に混ぜて、そのままお茶碗で食べるとか、おにぎりにすると、結構おいしいのです。

　乾燥させて取っておきやすいのもセージのいいところで、乾燥した葉は、ティーのほか、入浴剤にしたり、細かくつぶして歯磨きにも使えます。

　あとは、梅干しを漬けるとき、最初の塩漬けで、私は梅に対して塩７％と低塩で漬ける（普通10％くらい）ので、カビ防止のためにセージの葉を入れています。

　北国でも外で冬を越す優秀ハーブなので、庭に数本あると便利ですよ。

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　さて、きのうの日記で御紹介した奈良美智さんの「情熱大陸」の感想。

　やはり奈良さんも、シャイな素顔と狂気を併せ持つ、いかにも青森の芸術家だな～と思いました。そのまま「純情きらり」に出して、杉冬吾をやらせたい。
　冬吾のモデルは、原作者の父、太宰治から多くを取ってきているようですが、太宰は画家ではないので、画家の部分は青森の芸術家のイメージを形にしているのだと思います。カメラを回して話すときにも微妙に津軽なまりの残る奈良さんと、冬吾が時々重なりました。
　しかし、とんご（冬吾）は先週、笛ちゃんと結婚したのでした。奈良さんは……結婚しそうにないですね。大人の女性と暮らしたら、女の子の絵が描けなくなりそうです。

　確かに、奈良さんの描く女の子の顔がやわらかくなりました。やはり生で見てこよう。

ハーブティー用の乾燥セージです。
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Ｗ杯日誌。イングランド１－０エクアドル。ベッカム様は、とまっているボールを蹴らせると、宇宙一ですね。今回の公式球も全然苦にならないようです。ポルトガル１－０オランダ。退場２人ずつで計４人！後半ロスタイム６分間！の荒れた（？審判が変という話もあり）試合で、フィーゴ様のＷ杯はまだ続きます。

　ジーコ監督退任会見。最後、結果こんなでしたが、それでも、４年間たくさん楽しませていただきました。中国アジア杯のときは、最高でした。
　日本と縁を持ったばかりに、弱いくせに国民の期待がやたら高い国の監督というプレッシャーのかかる立場を引き受けて、苦労を背負い込むことになったと思います。マラドーナさんのように、観客席で自国勝ってわいわいと喜んでいるほうがどんなに気楽か。
　だからきょうは、余計なことを言わずに、ありがとうございました。