つくる生活など

2014/02/06(木)00:41

さむらごーすと騒動

on ice(415)

 耳が聞こえなくてもすごい曲を書く作曲家として宣伝されてきた佐村河内守さんのここ18年ほどの作品は、新垣隆さんという人にずっとつくってもらっていたことがわかり、楽曲は販売停止、コンサートは中止、地元広島は表彰取り消し検討、NHKは各番組で謝りまくりと、各方面に迷惑をかけまくる事態になっています。  この一報にスケート好きとして真っ先に気になったのは、高橋選手のSP曲は一体どうなってしまうのか?ということでしたが、小林フィギュア部長、マネジメント会社ともに、SPは変更することなく五輪で使用するとの発表がありました。選手の皆さんが競技に集中できる環境を望みます。  この件は時期も時期だけに腹立たしい限りで、もっと昔に2人でかたつけておけよという感じですが、宮本先生の振付と高橋選手の演技が真摯ですばらしいものであったからこそ、当事者たちは隠し通すことができない状況に至ったのでしょう。改めて昨年11月のNHK杯の演技を見返すと、特に今やましいことがなくても背筋が伸びる思いがします。  高橋選手には、これが真実を導いた演技だ!ということで、いつもの10割増しで堂々とやったらよいと思います。闇に光を当てるんですよ。何かそういうテーマでしたよね。  そもそも、レコーディングのとき演奏にOKを出すことは、聞こえない人にも日陰の作者にもできるわけはなく、指揮者やコロムビアのディレクターの判断で世に出ているのでありますし、演奏が良くて聴いているならば、譜面を書いた人の存在なんて小さいもので、ファンが心配するほどダメージは受けていないかもしれません。本当そうだったらよいです。  これだけでもなんなので、SP担当羽生選手など団体戦組は既に数日現地で練習していますが、個人戦まで含めると長丁場になるので、今からあまり肩の力を入れすぎないようにと思います。  女子たちは遅くてもいいのか、鈴木選手、浅田選手はきょう別便で相次いで出発。浅田選手のFSは3A1本の6種トリプル完備で行くとのこと、これはすばらしく無敵な構成でわくわくです。

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