つくる生活など

2020/03/11(水)13:29

東日本大震災9年の日

よのなか(332)

各地の慰霊式典はほとんど中止のようですが、東北の太平洋側に向かって手を合わせることはどこでも各自でできるので御霊をお慰めいたしましょう。 9年経ってなお孤独に苦しむ方々がいらっしゃいます。私のお仕事は人と人が会うなどして話をすることで初めて成立するものであることを新型コロナウイルスの蔓延で実感しています。今、人と人が近づいて話をするのは危ないと言われているわけです。このまま人が会って話をしない世の中になったら人間は一体どうなってしまうのかなと思います。 大震災当時は津軽地方に被害はなく北海道電力からすぐ津軽海峡を通して電気を分けていただけたので、首都圏の人が計画停電等々の影響でできない分のお仕事も引き受けて繁盛し、そのまま昨年までの安定した受注につながりました。なんだ不謹慎な震災特需さんかと言われるとそうでもあり、そうでもない(実力が認められることで継続して仕事が来る)のですが、ひとりブラック企業ワーカホリック体質なのでこのたびのコロナ不景気にはまだ序盤と思われるのに参りました。 暇なら早く20℃とかなって畑仕事とかしたいもう嫌だあ、ということで、暖冬にも乗じて前のめりで畑シーズンに入っていくか、でもまだ気温が低いので我慢です。けさ復興団地の孤独死の記事を見て、空いている地面のところどころに枝豆植えて収穫して団地ビアガーデンなんかしたら飲んだくれて孤独なおじさんとかビールに誘われて部屋から出てこないかなあと思いましたが、孤独な人に地域は何ができるのか。 苦境に遭ってもなるべくそれほどお金かけないでおいしいものを食べることを追求できて、人と話ができて、そういうささやかな日々を一人一人能力が違ってもみんなで生きられますように、そのついでに会議して議事録とかつくる世の中も戻ってきてほしいです。20年やってこれた適職で好きでこれしかできないので。

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