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五十路本2冊目ですが
光浦靖子さん『50歳になりまして』(文藝春秋) (目次)はじめに 留学の話 カナダ 家 近所の子 英会話教室 情報 同級生と手芸 SNS モーニングルーティン 生理 タバコ 髪 歯列矯正 不定愁訴 花 強い女性 男と女 遅刻 断捨離 旅 おすすめマッサージ コンビ 老後の話 ともかく目次のほとんどが私も関心事なので発売前から楽しみにしていて、いいタイミングで本屋さんに行けて、店頭最後の1冊でした。 ほとんど書き下ろしで読みごたえがあるうえ、漢字と仮名のバランスが取れている文章で読みやすいです。珍しく活字を見て目が疲れない、気持ちがいいと思いました。私の業界で漢字の多い原稿は「黒い」、その逆は「白い」といい、白黒自分でコントロールできない原稿との格闘が続くうちに仕事外で本を読むことが億劫になり全然読書しない人になっちゃった、そんな私が気持ちいいので本当です。夏いっぱい、いや年内いっぱい傍らに置いて癒やしにします。 下記インタビューを拝見すると、やはり読みやすさを第一に考えておられたとのことですばらしい。そして「すぐれた人は優しくなりなさい」という優しさよ。 今夏は無事に留学できますように。 オアシズ 光浦靖子が明かす、留学決断の決め手 「ダメだったら職業を変えようと思ってますよ」 https://realsound.jp/book/2021/06/post-784948.html 特に祖母をうっかりほぼ100まで生きらせた子孫として、長命リスクを考えておられることに共感します。50といったらまだ半分、後半長ー。そう思うとき、203ページの後ろ6行の力強い言葉には涙が出る思いでした。我々は無敵なんですね。いつか裏の畑で野菜を作る足腰の丈夫な人を欲したときには、ぜひとも私を呼んでください。雨の日は手芸を習うから弟子にしてー。 しかし光浦さん昭和46年生まれで東京の国立大学という時点で超聡明なんてものではなくて、同じくセンター試験第1期マークシートなんて大嫌いだあ!!って年明け前に受験勉強放棄をかました私など愚鈍過ぎて近寄ってはいけないわけで、アホ用のガンダーラは別にこしらえるしかないのであります。津軽もうちょっと温暖にならないかなあ。 e1-9T だから最後に虎さん嫌過ぎー。1点ではまーが完投しても勝てない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月12日 23時05分40秒
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