カテゴリ:詩以前のコトバ
誰かに剥がして欲しい肌がある
体は小さな声であるお話を囁き続けている あらゆる色が無い話だ 体の声は骨を震わせてりりりりり と りり 色の持つ響き 肌の内側のひらるとした空のような、ひらる ほどけたらひらると花になるためには 堅い爪でなければ と 骨震わせて囁き続けている あの話を続けても 内側自体に語れる色は無いのです 骨を叩き 口つけて吹き 筋を弾き 誰かに剥がされたい肌が 体の踊りを踊り始めた ああ早く あなたの爪は充分長いでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.22 16:23:49
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