マイルチャンピオンシップ出走馬のポイント
明日のマイルチャンピオンシップに出走する有力についてのお話しです。1.カンパニーの天皇賞でこのレースで引退となるが、目下絶好調。引退するのが勿体無いくらい。前走でも横山典弘騎手の好騎乗で8歳にして初めてG1タイトルを奪取。連勝して花道を飾りたいところ。最終追い切りでも、前走の状態を維持しており、激戦の反動は少ないし、更に状態が上向いているとの情報。しかし、前売りオッズで1番人気(締め切り時点で2.6倍)は少し被り過ぎ?2.キャプテントゥーレ前々走朝日チャレンジカップを勝った勢いで望んだの天皇賞は先行したものの、直線で失速し、12着。今回は実績のある右回りに戻るのが魅力。すんなり先行できれば2走前のようなことが有り得るかも知れない。ただ、皐月賞時に負った骨折の後、どうも脚元を気にして走っているような感じがする。前走のように速い流れになった場合は?3.スマイルジャック今年の関屋記念の勝ち。もともと3歳時にさまざまな距離を試されていた(ダービー2着)のだが、ようやくマイルに落ち着いて折り合いも付けられるようになったことが収穫。しかし、良積が左回りに集中しているのが気になる。直線の長い京都外回りだったら右回りでも勝っているので心配ないが・・・・。4.サプレザ今回のレースに出走する外国2頭の中で、比較的人気を集めている1頭。鞍乗も日本の競馬を知り尽くして(?)いるO・ペリエですし、距離もこののベスト。しかし、明日は雨の心配もなさそうですし、時計も開催の最後に近づいているため、やや掛かりやすい。条件的にこのが日本馬を一蹴してもおかしくない。でも、前売りオッズではちょっと人気(締め切り時点で10.7倍)になっているのが気になるのだが?5.アブソリュート今年のマイル重賞(東京新聞杯・富士S)を2勝して臨むのだが、このの勝ったレースのレベルに疑問符が付く。このはキャプテントゥーレと違って、速い流れにならないと追い込めないし、実績が東京・新潟といった左回りに集中している。果たして右回りの京都では?この馬にずっと乗っていて、癖を知り尽くす田中勝春騎手の腕の見せ所?6.ストロングガルーダ先ほどのアブソリュートと同じく前走富士S組。こちらの敗因はハッキリしており、休み明けはあまり走らない。今回は叩き2戦目なので、そろそろ走り頃か?この馬が勝ったラジオNIKKEI賞で2着だったサニーサンデーが今日の福島記念を勝ったことにより、このももう少し評価されてもいいのだが・・・・・。