マネーのタイガー！【８】（池田高校の蔦監督）

　　　　・・・都内某所・・・ 吉田えいさく　「では、次の方、お入り下さい。」 蔦監督　「失礼します。」 　（蔦監督とは・・！甲子園で清原・桑田のPL学園を苦しめた池田高校の名監督である！池田高校の思いっきりのイイ打線は「山彦打線」と言われ・・当時の対戦相手をふるいあがらせた！） 吉田えいさく　「では、お名前とご職業をお願いします？」 蔦監督　「はい。蔦と申します。仕事は高校野球の監督をしています。」 吉田えいさく　「そうですか、では、ご用件を？」 蔦監督　「はい・・コレはワシの夢なんですが・・ワシが今まで育てた選手の中でプロで大活躍した選手がおりません・・。そこで、みなさんに横浜高校の監督にワシを推薦していただきたいと思いまして・・。」 吉田えいさく　「なるほど・・横浜高校といえば・・プロで活躍した選手がたくさん出てますよね。（松坂や西武の涌井等など）」 　　　その時！タイガーが噛み付く！！ 生活倉庫社長　「蔦さん、なに言ってんの？水野（巨人）や畠山（大洋）が池田高校からプロに行ったじゃないの？」 蔦監督　「はい？水野？畠山？ダレですか？？そんなプロで通用しないような選手はワシは知りません。」 　　　タイガーたちは蔦監督のプロ意識の高さに驚愕！！ 蔦監督　「吉田さん、すいませんけど、横浜高校に電話かけて頼んでください。」 吉田えいさく　「はっ、はい。」 　　吉田えいさくがあの！横浜高校に電話を・・！！ 横浜高校　「はい、こちら横浜高校です。」 吉田えいさく　「あの～コチラは「マネーのタイガー！」という番組です。あの伝説の池田高校の蔦監督がそちらの野球部の監督をしていといことでお電話しました。現在、監督交代の話しとかはないでしょうか？」 横浜高校　「・・そんな番組も監督も知らねえよ！ガチャ・・ツーツー。」 吉田えいさく　「蔦さん・・断られました・・。」 蔦監督　「じゃ～、帝京でいいよ。」 　　吉田えいさくが帝京高校に電話を・・！ 帝京高校　「は～い♪こちらは帝京高校ですよ～。」 吉田えいさく　「あの～コチラは「マネーのタイガー！」という番組です。あの伝説の池田高校の蔦監督がそちらの野球部の監督をしていといことでお電話しました。現在、監督交代の話しとかはないでしょうか？」 帝京高校　「そんな番組知りません！それに、池田高校の蔦さんってシゴキ監督で有名じゃないですか・・いまのご時勢にそんな人が帝京にいたら、帝京は体罰で訴えられます・・。ガチャ・・ツー・ツー。」 吉田えいさく　「蔦さん・・また断られました。」 蔦監督　「ほんましょうがないな～じゃ～ランク落として「大阪桐蔭」とか「愛工大明電」とか「東北」　あたりに電話してや！」 　　　その時！タイガーが噛み付く！！ 若だんな　「蔦さん！もう時代はあなたを必要として無いんです！」 蔦監督　「　！　なっ、なんじゃと！？」 若だんな　「あなたはプロ選手を出したいと言うのは現実から逃げているのです・・（涙）」 蔦監督　「・・・やはり、若だんなさんには・・見破られてしもうたか・・（涙）」 若だんな　「もう、公立高校が甲子園で活躍する時代は去年の夏優勝の佐賀北くらいでしょう。池田高校もずいぶん甲子園からとうざかっていますもんね？」 蔦監督　「そうなんや・・（涙）もう一度あの舞台（甲子園）で一暴れしたいんや・・（涙）」 若だんな　「その気持ち・・分かります。蔦さん「室戸高校」はご存知でしょうか？」 蔦監督　「あの！去年の春の甲子園で「室戸旋風」を巻き起こし！弱小チームでありながらベスト８まで行ったあのチームか！？」 若だんな　「室戸高校は将来有望な若い生徒がたくさん？います！そこで、もう一度、甲子園で大暴れしましょう・・（涙）」 蔦監督　「はい・・（涙）」 　　　（おわり） 吉田えいさく　「みなさん、いかがだったでしょうか？蔦監督、現在は「室戸高校」で野球部員達をシゴキ回しているそうです・・（涙）ちなみに若だんなさんが「ＧＭ」（ゼネラル・マネージャー）になったそうです・・。二人（蔦監督と若だんな）で甲子園出場を夢見ながら・・（涙）」 （次回予告）「最低で金！最高で金！」の谷亮子がタイガーたちに一本勝ち！？