天水のちょこっと不思議 噺 沖縄の噺
今回は何度か話をしている沖縄の事を語りましょうか プライベートでも、仕事でも何度も行っているのですが沖縄の風が合っていると感じるんですただ、自分はあまり観光で遊びに行くという感じではなく親戚などの影響で戦争の鎮魂であったり仕事としてのパワースポット詣での旅が多いのです。そこで、自分が行ったパワースポットのなかでここはすごいな、と感じた場所の話をしましょう 沖縄には御嶽(うたき)と呼ばれる神様を祀る場所がありますふとした町の片隅から、グスク(城跡)の中など様々な場所にあります自分はこの御嶽を回るのがとても好きなのです中でも有名なのが斎場御嶽(せーふぁうたき)琉球王国最高の聖地と言われていて当時王国の重要な儀式が行われる場所でした最初に行ったときとにもかくにも、嫌な言い方をすると目が回りそうになりましたそそり立つ岩を見上げて写真を撮ろうとするとクラクラしてファインダーが覗けないのですそして一番に感じたのは女性の気がここを支配している感覚ですむやみに男が入ってはいけないところだと 元々昔は御嶽には女性しか立ち入れない場所も多くそれをまじまじ感じる場所でした次に思い出すのが、琉球王国を創った神様アマミキヨ(女神)シネリキヨ(男神)が住んでいた場所とされるうるま市の浜比嘉島です、アマミチューシルミチューと呼ばれ少し離れた場所にそれぞれの墓とされているものがあります今ではそれぞれの墓を詣でると子宝に恵まれると言われ家内安全、子孫繁栄を願い訪れる方が多いそうです シルミチューの霊場は薄暗い木立の中に在る階段を上った先にある小さな くぼみの祠ですが、その前に行くと手が冷たくなり一瞬強い耳鳴りにあいましたただ、普通の耳鳴りとは少し違っていて貝を耳に当てた時に聞こえるような海鳴りのような音ですお参りを済ませ降りていくとき、ふと自分の横を何かが過ぎ去る気配が在りました振り向いてももちろん誰もいません 気のせいかと階段を下りて、上を見上げた丁度祠があるところの前に子供位の人影があるのです自分以外は誰もいないはずですその影は少しひざまずくようにしゃがむとそのまま消えてしまいましたきっと今でもここに詣でている魂の思いがいっぱいいるんだと少し嬉しくなりました今回はまず二ヵ所のパワースポットの噺をしましたがまだまだ話したりません次回もっともっとお話ししましょう