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2005/04/26
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カテゴリ:まじめな教育論
最近、猟奇的な少年犯罪が増えているが、事件が起きるたびに、学校の担任の先生がマスコミから

「なぜ犯罪を予知できなかったのか?」
「犯罪のサインをなぜ見落としたのか?」
「子供の気持ちがわからなかったのか?」

という具合に強く批難されるのは、ちょっと筋違いじゃないかと私は思う。

担任の先生はともかく、なぜ校長が責められるのか理解に苦しむ。
慣れないマスコミの前で、しどろもどろの答弁をする校長先生の姿を見ていると、かわいそうになってくる。

犯罪予知とは地震予知みたいなもので、普段静かな子供の様子から凶悪犯罪を予知することはきわめて難しい。

たとえば子供が

「猫の生首を10個並べてうっとりしていた」

といった極めてわかりやすいサインを発していたのなら別だが、日常のありふれた行動から犯罪を予知することは、トム=クルーズの映画「マイノリティー・リポート」に登場する超能力者じゃなければできないだろう。

それから、少年事件が起きたとき、マスコミの集中砲火を浴びるのは学校ばかりで、塾の先生が批難されないのは何故なのだろうか?
子供の犯罪と、通っていた塾との因果関係がマスコミに言及されることはない。

私なら少年犯罪が起こった時、加害者の少年がどんな塾に通っていたのか気になってしまう。
大手塾なのか、個人塾なのか、スパルタ塾なのか、自主性を重んじる塾なのか、個別なのか、家庭教師なのか、先生は年配の方なのか、それとも若いのか、男性なのか、女性なのか、はたまた塾に通っていなかったのか・・・
子供が何か悪いことをしたとき、「親の顔が見てみたい」と言うが、私なら「塾の先生の顔も見てみたい」と思う。

私見だが、「塾は勉強を教えるところ、学校は人格を育てるところ」という社会通念は、一概には正しくないと思う。
塾は子供の人格を変える魔力を持っている。

塾の空間は狭い。
個人塾ならなおさらである。個性が強く、アクの強い塾長のオーラが、塾の狭い空間を支配する。

たとえば、個人塾の狭い空間に長渕剛みたいな先生がいて、毎日のように、

「あまえら、世間からは低学歴じゃあガラクタ扱い、高学歴の奴らからションベンかけられるぜ。くそったれの人生なんか送るんじゃねえ!怒れ!勝て!敵はひねり潰せ!ましな人間になりたきゃあ、努力せえい!どでかい夢を抱け!華の都大東京がお前を待ってる!お前の夢を笑うよな、だらしのねえクソ野郎の横っ面を札束で張り飛ばせ!いかした女が欲しけりゃあ、いかれるくらい勉強せえ!でっかい家が欲しけりゃあ、船を出せ!西へ東へ、北へ南へ、船を漕げ!今日からお前がCaptain of the ship!」

と、強烈な説得力を持つしわがれ声で怒涛の説教をされたら、素直な子供は影響を受けないわけにはいかないだろう。
子供が犯罪に手を染めたとき、学校の先生の責任が追及され、塾の長渕先生にマスコミの視点が向かないのは、どう考えてもおかしいと思う。

さて、生徒が犯罪を起こしたとき、塾の先生はどんな気持ちがしたのだろうか。
教え子が犯罪者になった塾の先生たちは、「私が悪かったのではないか」と自責の念は強いに違いない。

個人塾は、塾の先生と教え子の付き合いが長くなる場合が多い。私にも小4から高3までつきあってくれた教え子が何人かいる。
もし、万が一、私と心が通じ合った教え子が犯罪を起こしたら、「知りません」ではすまされない。犯罪の責任の4分の1ぐらいは、私だと思う。
「明日はわが身」という恐怖感を、私は絶えず持ち続けている。

私は何人かの教え子から、飲み会の席なので「人生で一番影響を受けたのは先生だ」と言われたことがある。個人塾という狭い空間でずっと一緒にいたのだから、私が偉い人間というわけじゃないんだけど。
しかしそう口にした生徒の大半が、公務員か金融業に就職したり、また就職しようとしている。
私のどの部分に影響を受けたらそうなるのか、理解に苦しむ。







Last updated  2005/05/18 12:55:09 PM
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