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カテゴリ:旅行と食べ物の話
昨日の授業は、英語をぶっ潰して沖縄の話。
にわか仕込みの沖縄戦についての知識と、私が以前沖縄旅行で見聞したことをあれこれ1時間雑談。皆固唾を飲んで聞いている。反応極めて良し。 ただ私は沖縄戦については無知なので、もっと勉強しなければならない。そして沖縄戦についてもっと知りたい。アマゾンと紀伊国屋WEBで、沖縄戦についての書籍を20冊ばかり大量購入する。大散財だがお金には代えられない。 ところで、私は地理の授業はあまりしない。それより私が旅行した時の体験談を話したほうがずっと楽しいし、力がつく。 雑談なのか授業なのかわからないラフな話だが、興味さえ持たせてしまえば、あとは子供が勝手に勉強する。 中国だったら北京・上海・台北・深セン・香港・マカオ・シンガポールの7都市の歴史・風俗・町並み・料理・住民の人柄の違いを語り、EUだったらイギリス料理の不味さと高さについて愚痴をこぼす。もっと知りたかったらこれを読めと、林望先生の「イギリスはおいしい」を薦める。 1年前の今頃沖縄を旅したが、沖縄に行ったことで、私は日本の47都道府県全て制覇した。海外もヨーロッパ・アメリカ・中国・東南アジアはとりあえず回った。ロシアやアフリカが指導要領から外れたわけだから、中学校までの地理で教える範囲は一応全て訪れたことになる。 やはり実際に旅行してみると、授業に説得力が増す。行ったことのない場所を、知ったかぶりして話さなければならない苦労はしなくてすむ。 地理を教える時は、実際に現地を訪れてみないと、語れない部分は多い。地理の教師は自腹切って、飛行機や鉄道で日本・世界各地を回ってみるべきである。書物から得た知識より、見聞録の方が良い授業ができる。 でもそれを言うのだったら、歴史の教師はどうするんだという反論が聞こえそう。まさかタイムマシンで過去を旅するわけにもいかないし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/12 08:18:03 PM
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