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2006/06/30
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カテゴリ:政治&時事放談
本来、政治信条なんていい加減なもので、コロコロ状況に応じて変わっていいものだろうし、政治信条が家族バラバラなのが日本では健全とされている。
全員が右翼の家庭なんて絶対におかしい。

たとえば選挙前には、一般的な日本の家庭では、こんな家族の会話が繰り広げられているだろう。

母「小泉さんは裏表のない人よ。誠実によくやっているわ。応援してあげたくなる人なのね。だから私は自民党に入れます」
大学生の娘「でも自民党の候補者って「怪しくて腹黒いおじさん」って感じじゃない。小泉さんは嫌いじゃないけど。だから私は民主党に入れようと思ってるの。お兄ちゃんはどうするの?」
社会人の息子「俺日曜日大学時代の仲間と遊びに行くから、選挙はパス。不在者投票行くのも面倒くさいし」
母「お父さんはどうするの」
父「そういうことは、人にペラペラしゃべるんじゃない!」

まあ、これが日本の一般家庭の政治感覚だろう。
誰がどの政党に投票しようと、家庭内が不和になることは考えられない。

ドイツだったら父はリベラル派で社民政党、母は半ば慣習で保守政党、娘は同性愛者で環境団体系の政党に投票、息子はスキンヘッドのネオナチで極右政党のシンパというケースもあり得る。

多くの資本主義国家、特に都市部では、家族で政治信条がバラバラというのが健全とされている。投票行動はあくまで個人の意志で決定され、両親や学校による子供時代からの刷り込みで決定されるのは良くないことだろう。

だから家族全員が同じ政治信条を持っているというケースは、異常かつ不健全で、「あっ、こいつらには何を言っても話が通じないな」という危険な匂いがする。

さて、政治信条なんて家族バラバラで全く差し支えないのだが、宗教はそんなわけにはいかない。
宗教は、赤ん坊としてこの世に生を受けた瞬間、生まれた環境で自動的に決定される。

西洋社会の赤ちゃんはオリーブ油を額につけられキリスト教徒としての洗礼を受けるし、その他の宗教でも支配圏内で赤ん坊が生まれた途端、信者として「自動登録」される。宗教の決定権は子供にはない。

政治信条と違って、宗教が家族バラバラだと、いろいろな不具合が生じる。
やはり最終的には家族が同じ墓に入る、ということが前提になるから、子供が宗旨替えし、親の宗教から離脱すると様々な軋轢が生じる。

生まれた時から崇拝していた宗教から脱却することは、相当な覚悟が必要になるわけで、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」なんて、次男が無神論者であることが「父殺し」という犯罪の遠因になっている。

日本でも家族の一員が別の宗教を選ぶ時には、家庭内でトラブルが発生するケースが多いわけで、例えば娘が新興宗教に入信したり、おばあちゃんが300万円の壷を買ったりしたら、家族は強烈な不安を感じる。

だから宗教に関しては、政治と違って『一家族一宗教』が健全なのだろう。家族の一員が別の宗教だと、少々違和感を覚えることは否定できない。

日本のような「緩い宗教」の国家でもそうなのだから、例えばパレスチナのイスラム教徒の家族で、息子が突然「俺はユダヤ教に宗旨替えする」と宣言したらとんでもないことになるわけで、息子はイスラエルの手下と家族から見なされ、家庭内自爆テロが起こってしまう。






Last updated  2006/06/30 11:58:28 PM
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