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カテゴリ:映画・海外ドラマ
シアトルのグレイス病院に勤務する外科医インターンたちの 恋愛と、人生経験による成長を描いたロマンス。 タイトルの 「Grey's Anatomy」 は、有名な医学書 「Gray's Anatomy」 をもじったもの。 放送開始当初は、先に放送している 「デスパレートな妻たち」 から引き続いて見る 視聴者のおかげで視聴率が良かった。 視聴率競争の激しいアメリカ・テレビドラマでは、しばしばこういう現象が起きる。 間に入るCMなどが長いため、番組が終わると席を立ち用事をしている。 そして戻った時には次の番組が始まっている。 番組を見ている人がそのままチャンネルを替えず視聴に繋がるのだ。 (新聞は広告が多く、番組欄をチェックするのが嫌になる) なので、新番組開始時には視聴率の高い番組の後に持って来る事が多い。 このグレアナもそれで、デス妻から引き続きの女性視聴者を狙い見事に成功した。 デス妻からの主婦層とともに、ラブコメ好きの若い女性達も惹きつけた。 これは企画・製作総指揮のションダ・ライムズを始めとして、脚本家の技。 元々大御所のマーク・ゴードン作品なので、よほどの事がない限り大コケはなかっただろう。 しかしここまでの高視聴率番組になるとは制作側にも予想外だった。 私も思ってなかった(笑) ABCは思い切って、CBSに勝つためにグレアナの放送時間を移動し、 CBSの看板番組 「CSI:LV」 にぶつけた。 これが悲しい現象を引き起こしたのである。 グレアナに初回放送で負けるようになったCSI:LVを危惧したCBSは、 何とCSI:LVにもロマンス要素を入れたのだ。しかも主任の…('A`) そのせいで米国のサラヲタが暴走し、CSI:LVの中身はズタボロになってしまった。 実に嘆かわしい… エミー賞キャスティング賞、ゴールデングローブ賞受賞 2005年3月~2008年5月 S4 #78まで放送済み メレディス・グレイ(エレン・ポンピオ) 高名な医者の母親との確執に悩んでいた。今は認知症で施設に入っている。 インターン初日前夜に一夜をともにした相手は、グレース病院のデレクだった。 彼と付き合うようになるが、実は妻がいた事が判明。 同僚のジョージたちとも関係を持つ。 色々あってデレクとはうまく行ったが、今度はデレクが離れて行く。 イジー・スティーヴンス(キャサリン・ハイグル) メレディスの同僚、インターン。 下着モデルをしながら学費を稼いだ努力家。 患者のデニー(ジェフリー・ディーン・モーガン)と恋をしたが、彼は死亡する。 彼の遺産で病院内に無料クリニックを開設した。 その後、ジョージと酔ったいきおいで関係を持ち、ジョージのことが好きだった事に気付く。 クリスティーナ・ヤン(サンドラ・オー) メレディスの同僚、インターン。 競争心と野心が強い自信家。同僚には負けたくないと感じている。 メレディスを仕事のライバルと思っているが、次第によき相談相手に。 バークと恋愛関係になり、結婚することになるが、式当日バークは旅立つ。 ジョージ・オマリー(T・R・ナイト) メレディスの同僚、インターン。 優しいが、ちょっと気が弱い。 最初はメレディスの事が好きだったが、後にカリー(サラ・ラミレス)と結婚する。 アレックス・カレフ(ジャスティン・チェンバース) メレディスの同僚、インターン。 腕に自信があり一匹狼的な面があるが、少しずつ丸くなって行く。 患者を好きになったりもした。 デレク・シェパード(パトリック・デンプシー) 脳外科医。次期外科部長になれると思っていた。 別居中の妻がいる事を隠してメレディスと付き合い始める。 その妻アディソン(ケイト・ウォルシュ)がグレース病院に来る。 やがて 1度は丸く収まったが、自分を見つめ直そうと思い、メレディスに別れを告げる。 プレストン・バーク(イザイア・ワシントン) 心臓外科医。次期外科部長の座を狙っている。 クリスティーナとの結婚を決意する。…が、諸々あって旅に出た。 ミランダ・ベイリー(チャンドラ・ウィルソン) インターンたちの教育係。ナチと呼ばれ恐れられている。 仕事熱心で真面目。 リチャード・ウェーバー(ジェームズ・ピッケンズ Jr.) 現・外科部長。 メレディスの母親とワケありだった事もあり、メレディスの事を自分の娘のように思い 見守っている。 妻から離婚を言い渡されている。 ------------------------------------------ これは医療ドラマではありません。 どちらも昼間の放送ではないけれど、 BIG LOVE が宗教ベースのソープオペラなら、グレアナは病院ベースのソープオペラ。 医療ドラマを期待して見ないように(笑) シカゴホープやERのような医者達の日常を描いたものでもなく、 ましてや HOUSEのような本格的医療ドラマでもありません。 完全に恋愛がメインですから。 楽天家は最初期待しすぎて、もうほんとがっかりしちゃったのよねえ…('A`) もう終わる、次で終わると言い続けられて来たERに代わる医療ドラマだと思ってた。 面白いよ、確かに視聴率獲るだけの事はある。 ただそれは、ソープとして、ロマンスとして見た場合ね。 楽しみにしていた次代の医療ドラマじゃなくて本当に残念でした。 だけど、デス妻や BIG LOVE と同じカテゴリだと思って見れば楽しめる。 恋愛に夢見る若い女性から、SATC世代の30代から40代、そして主婦層と あらゆる女性達が毎週楽しみにしているロマンスです。 本格的医療ドラマを期待している人達は見ません。見ても役に立たないし(笑) 内容は、こんなに恋愛ばかりしていて大丈夫なのかこの病院は…(:´Д`) と心配になって来るものです。 インターン初日前夜のパーティで飲みすぎてナンパされた男と寝て そのあと同僚の男みな食っちゃって(爆) 見てて 1番きっついのが、ブルテリアに激似のサンドラ・オーです。 やたらトゲトゲして周りに暴言吐くし、1話目からこいつきっついなあ~と思ってた。 メレディスが海に落ちたフェリーの事故の時だって 事故の急患が次々と運ばれて来ているのに、 「私バークと結婚する。私バークと結婚する!」 とずーっと言い続け それをメレディスに言いたくて彼女を探しているのです。 おーい、患者が先っ、あんたの感情はどうでもいいからさ~って。 とにかく、患者がいようといまいと彼らはどうでもいいのです。 自分達の恋愛が一番大事なんです(笑) 仕事中にその辺の小部屋に入っていちゃついてるし。 まあそれもみんな、恋愛ものとして、ラブコメとして見ればよくある事なんでしょうかね… 私は元々ロマンスは見ないからよく分かりませんけど。 グレアナは 1話目とS3の 1話目、他は S3を数話見ました。 フェリー事故とSFは見ました。それは見て良かったと思ったけど 途中何話目か見て、ああ駄目だ自分の見たいドラマじゃないと判明してからは見ていません。 番組情報誌のあらすじは見るけど。 主役扱いのメレディスが、あまり美人じゃないんだよね(笑) 演技ヘタなのかな。いつも眠たそうな顔にしか見えない。本当に眠そうな顔。 サンドラオーといると良く見えるかもしれんけど、イジーと並ぶと途端におばさん。 そう、元々メレディスは、いやメレだけじゃなく同期の中で設定関係なく インターン年齢らしく見えるのって、イジーとジョージだけですもんね。 メレもクリスティーナもおばさんだし、アレックスはおじさん(笑) 最初のエミー賞の時に、メレはどこでどう間違えたのかトンデモな格好をして来て クリスティーナも、ポリスに重罪を押されていました。 勿論ワーストドレッサー賞でした。 でもキャサリン・ハイグルのドレスと着こなしは見事で、ベストドレッサー賞でした。 王女のように気品があり、美しく装っていたのです。 キャサリンはその後、ヒットはしなかったものの主演の映画も公開されています。 今年のエミー賞はノミネート辞退をし物議をかもしていますが グレアナには引き続き出演するようなので、どうなるか楽しみですね。 反対に出演しなくなったのが、バーク役のイザイア・ワシントン。 彼は、ジョージ役の T・R・ナイトがゲイである事をからかい、 パトリック・デンプシーに注意されても止めず、しまいにゃ蔑み暴言を吐きました。 そのせいで周りから相手にされなくなり、制作側からも注意を受けましたが 今度はそれを自分が黒人だから自分への人種差別だなどと 訳の分からない事を言い出し、事態は泥沼化。 テレビ番組の、グレアナの取材にもかかわらず 全員が並んで写真撮影やインタビューされている場でいきなりマイクを奪い 俺はあの時何も言ってない、彼を侮辱するような事は言ってないなどと言い 周囲はドン引き…('A`) とうとう結婚式当日に旅立つという降板劇となりました。 それでも急にいなくなるよか全然マシです。 あれだけのことをしでかしたのに、温情すぎますよね。 パトリック・デンプシーはこの作品で再ブレイクを果たし 「魔法にかけられて」 「近距離恋愛」 など出演作も増えています。 彼は良い役者だなと思うので、また知名度が上がって良かったと思います。 デレクの妻のアディソンを主役にしたスピンオフが作られます。 「プライベート・プラクティス」 アディソンが昔の友人達が共同で経営しているクリニックで働くようになるのです。 こちらはグレアナのように医療ドラマに期待する者を裏切ったりせず 最初から 「クリニックを舞台とした大人向けのコメディ」 だと分かっているので とても楽しみです。 私の友人もグレアナは見ないけどこっちのプラ・プラは観るって言ってました。 エイリアスのフランシーがレギュラー、サーク様もゲストで出ていました(笑) グレアナは日常を離れて恋愛の夢を見たい人達にはぴったりのロマンスです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月27日 01時34分44秒
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