MOON GLB-200BMOON GLB-200B 1996?:05年7月売却カラー:ナチュラル ネック:メイプルネック・メイプル指板 ボディ:アッシュ ブリッジ:2TEK ペグ:ムーンオリジナル コントロール:1ボリューム、5ポイントスイッチ、トレブルブーストカット、ベースブーストカット PU :バルトリーニMME シリアルナンバー:5201X このベースをはじめて知ったのは96年ころのベースマガジンの新製品紹介でした。 (96年はまだこの雑誌をたまに読んでいたころでスティングレイ20周年モデルもこの雑誌で知りました。) このベースの特徴は、バルトリーニのMMEと2TEKブリッジ搭載でしょう。 記事によると、2つとも96年当時に新製品として発売されたもので、それをいち早く取り入れたベースという触れ込みでした この号の新製品紹介のGLBの前のページには、同じバルトリーニのMME搭載のベースとしてLAKLANDが48万円のプライスで載っていました。 (96年型なので現行と違い、ヒップショット標準、ネックのジョイントプレート付き5点止め、ロゴ無しブリッジなど) 一方GLBは値段は20万円と約半分でした。 当時の私は、LAKLANDには大変興味がありましたが、GLBは全く興味がありませんでした。 しいて言えば変わった構造の2TEKブリッジにちょっと興味があったくらいでした。 (このときに誌面で紹介されていたGLBはピックガードが、半分しかないサドタイプで、コントロールもヴォリュームと6ウェイセレクターのみのシンプルなものでした。 私や、たけじいさん所有のものは、ピックガードが大型で、ヴォリュームとセレクターに加え、MOONのブラックバードというプリアンプが内蔵されています。) 98年のムーンのカタログにこのモデルが掲載されているので、98年までは現役のモデルのようです。 その後、このベースのことなどすっかり忘れていたのですが、同じミュージックマンマニアのたけじいさんが、 GLBを手に入れたと聞き、レポートをしていただいて興味がわきました。 そのときの書き込みを要約しますと・・・{()内がムーンからの回答} ※非常に完成度が高く、2TEKブリッジは深い角度で裏通しのため、弦高をベタベタにしてもアタックもサスティーンも十分にある。 ※コントロールは1V、ハイとローのEQ、6ウェイのロータリースイッチが付いている。 ※音が出るのが5ウェイでトリプルコイルの組み合せで音色を変化させていて、正確な組み合せは不明だが、聞いた感じでは (0スタンバイ) 1シングル(ファントムコイルとリアのコイルのパラレル) 2パラレルの2コイルでスティングレイに近い(フロント+リアコイルのパラレル) 3不明(ファントムコイルとリアコイルのシリーズ) 4シリーズの2コイル(ファントムコイルとフロントコイルのシリーズ) 5も不明だが4よりパワフル、全てのコイルのシリーズ?(フロント+リアコイルのシリーズ) ※ワンピックアップのMMスタイルでどこまでバリエーションが作れるかの実験台のようで、ノイズも皆無、音の分離も問題無し。ちょっとおとなしい感じ。 ※スティングレイの精度を上げて、レコーディング用にしたイメージか?ボディ構造とコントロールを独自に工夫したカスタムスティングレイとして良く出来ている。 でした。 たけじいさんのコレクションはこちら これを読んで、いいなと思っていましたが、10年前のベースなので見かけるのは皆無でした。 ところが偶然見つけて思わず手に入れてしまいました。 サウンドは、一言で言えばおとなしいスティングレイでした。 バルトリーニMMEというファントムコイル内蔵の3コイルピックアップもきわめて地味なサウンドですし、 ムーンオリジナルのブラックバードプリアンプも強烈ではありません。 個性的な音のオリジナルスティングレイに対し、どちらかというと優等生的なスティングレイです。 <追記>05年7月、’89セイバー入手のため下取りに出しました。 ジャンル別一覧
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