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備忘録的な。

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ビーストキズナ ~バトルロイヤル~ 34話

                歩華のライバル

鳥子戦が終了して―――
ビーネプ「あ、歩華が戦う時間だ!いこうぜ、姫兜、鳥子!!」
姫兜「あぁ!」
鳥子「うん!」
ダダダダダ・・・。3人はDブロックに向った。
三分後・・・Dブロック会場に着いた。
ズルズル・・モグモグモグ・・・・
ビーネプ「ん?今の音なんだ?」
鳥子「あ、僕がカップラーメンを食っている音」
姫兜「ってお前、いつ作ったんだよ!?」
鳥子「さっきの3分間」
すると・・・
DJピクコン(以下DJ)「レディースアンドジェントルメン!Dブロック1回戦第4試合の始まりだYO!試合する選手は、今大会でも珍しい女選手!虫歩華と藤郷恵美(とうごうめぐみ)だYO---!!」
歩華「久しぶりね・・・恵美・・・」
恵美「そうね、歩華・・・。」
ビーネプ「ん?あいつら、なんか関係があんの?」
姫兜「あぁ・・、たしかライバルだったような・・・」
歩華「あの時は負けたけど、今度は負けないわよ」
恵美「いや、あなたのポンコツじゃあたしのヒメカは勝てないわね。」
歩華「うるさいわねっ!やってみなきゃ分かんないでしょ!ノコクワ、あんな奴に負けちゃダメよ!」
ノコクワ「OK!」
ビーネプ(いい加減この口喧嘩終われ・・・!!)
鳥子(意外とこの口喧嘩、面白いかも)
DJ「では、バトル開始だYO----!!」
歩華「・・・・」
ノコクワ「・・・・・」
恵美「へぇ・・うかつに飛び込まなくなったのね。意外と頭、良くなったじゃない。ま、それでもあたしには勝てないけど。」
歩華「・・・・・」
恵美「・・・・いつまで睨めっこしてんのよ!もう、あたしから行くわ!!行きなさい、ヒメカ!!」
ヒメカ「ハイハイ」
ヒュン・・・。
恵美「ヒャクレツケン!!」
ドドドドドドッ!!ノコクワは全て避けている。
ヒメカ「・・・久しぶりだな、ノコクワ」
ノコクワ「そうだな、・・・・チビ」
ヒメカ「ん!?今なんていったぁぁ!?」
ドドドドドドドドド!!攻撃が速くなった。
ヒメカ「俺はチビじゃねぇ!!お前がでか過ぎんだよ!!」
恵美「もうトドメをさしちゃいなさい!ハヤテ!!」
スサン・・・!!
ヒメカ「終わったな。手ごたえがあった。」
スッ・・・
ヒメカ「!!」
ノコクワ「何処見てんだ?」
歩華「ダンガン!!」
ドガッ!!
ヒメカ「クッ・・・・」
恵美「やはり前より成長したわね・・・、じゃあ本気で行くわよ!!」
歩華「ちょっとぉ、昔のあたしと同じにしないでよね!!」
恵美「ダブル・クロス・バスケット!!!」
シュン!!
ノコクワ「ヒメカが2体に!?」
ドゴン!!ヒメカはノコクワを打ち上げた。
ノコクワ「ぐっ・・・」
ガシィン!!2体のヒメカは空中でノコクワを挟み、互いの角を合わせ、バッテンの字にするようにした。
歩華「ちょっとぉ、離しなさいよ!!」
恵美「嫌ね」
ドゴン!!
ノコクワ「ぐぼっ・・・」
ドゴンドゴンドゴン!!リバーススラムのようにしながら、前進している。
恵美「これでフェニッシュよーーーー!!!」
ヒメカ「終わったな!!また、俺らの勝ちだな!!」
ノコクワ「くっそぉぉ!!歩華!一か八かであれをつかえぇぇ!!」
恵美「何かをしようとしてるけれど、そんなの無駄よ♪」
ヒメカ「うらぁぁぁぁぁっ!!!!」
歩華「ヘビー・グラビティ!!!」
ドゴーーーーーン!!!
ノコクワが地面に叩きつけられ、凄い衝撃が起きた。
一体、歩華とノコクワは何をしようとしたのか・・・!そして、ノコクワは大丈夫なのか・・!

                 ~つづく~



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