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揚州

揚州

麗江





玉龍雪山1

玉龍雪山2


麗江

昆明から国内線の飛行機で麗江までは約1時間で着く、約一時間前に空港につきフライトのチケットをもらおうとしたら、「もうチケットが無いから乗れない」と言われた。えっ----
予約してある飛行機のチケットを見せても、逆に相手が怒り出し話にならない、とにかく案内カウンターに行って手続きをしてもらわないと飛行機には乗せれないと言う。
とりあえず、1名分はあるので、もう1人はその他の飛行機になると言われ、私が最初の飛行機に乗る事になった。
あとから聞いたところによると、飛行機会社がキャンセルを見越して席以上にチケットを売ってしまっていたらしい。私達が1時間前にチケット交換をした事に原因があるらしく1時間半前にチケットを交換してくれていればならなかったと言う。なんとも、すごい言い訳というか、これも日本では考えられない事だが。
そしてフライトの時間になっても一向に5番ゲートが開かない、40分程遅れると言われ待っていた。やっと5番ゲートが開き到着地を見てみると、福州と書いてあった。福建省に行ってしまう、当然最終チケット確認で拒否されて乗れなかった。
おいおいこれからどうなるのか・・・
係員がココで待っているようにと言われ、また30分ほど過ぎた、
チケットに書いてある5番ゲートとは2つあるのだろうか?また、チケットに書いてある時刻より1時間も遅れている、中国に時差ができたのだろうか等々、訳の分からない事を考えて時間が過ぎた。
1時間半後にやっと係りの人が来て、このバスに乗りなさいと言って無事、麗江についた。後から乗ったはずのもう1人の仲間の人はとっくに麗江についていた。
とにかく着いた。やれやれである、さあ観光に行こう。

空港でタクシーに乗った。
今日は玉龍雪山にロープウェイで登り、4605Mの高さを味わいたい。
早速タクシーの運転手と半日貸切の値段交渉に入る。
もう午後の2時を過ぎている、
私達 「半日観光でいくらですか」
運転手「400元」
私達 「それは高い、半日だ200元でどうだ。」
運転手「そんな安い金額はできない350元にまける」
私達 「高すぎる、空港に引き返してくれ、車を換える」
運転手「分かった300元でどうだ」
私達 「まだ高い、200元だどうする」
運転手「そんな安い金額はできない、春節料金300元だ」
私達 「まだ高い、250元だどうする」
運転手「黙秘権・・・・・・・・・」
私達 「分かった、10元上乗せで260元どうする」
運転手「わかった、もうそれで良い・・ぶつぶつ・・」
やっと金額が決まった。ホテルでチェックインした後、すぐまたタクシーに乗り込み、玉龍雪山に向かった。
少しでも早く着いて登りたい、しかしタクシーは30km/hでしか走らない。遅すぎる、早く行けといってもここは、一流のホテルだとか、どうでも良い話をしながらとろとろ運転。
ホテルから40分で目的地に着いた。どうやら、今日の観光は終わりみたいだ、なんとなく運転手の思いが解ってきた。
これで山から下りてきてホテルまで送ってもらっても、合計タクシーに乗っている時間は1時間50分ぐらいで半日の4時間の半分も満たない、後からその事でお金を字ぶられるのがいやなので、ゆっくり走って時間稼ぎをしていたのだ!
午後7時に、山から下りてきた。タクシーの運転手は待っていた、
乗るとすごいスピードでホテルに向かった。
事前に観光雑誌で見たその他の観光地を今から見たいと運転手に言ったら、運転手「そこは遠くて行けない」と言う、地図を見るとホテルまでの通り道になっている所だ。地図を見せた、「嘘だこんなに近いじゃないか」すると、運転手「今日は春節で親戚が集まる早く帰らないと行けない。その場所には行けない。」ともっともらしい事を開き直って言う。「通り道じゃないか見るだけで言いから中には入らないよ」と言うと、「その分のお金くれ」と言ってきた。 で~~た~~これが本音じゃないか。
「いくら欲しい。」運転手「40元」「じゃあ、合計で300元だな。払うから行ってくれ。」運転手「解った」
ホテルに帰ったのは、夜の8時ぐらいでした。
中国では、ほとんどと言っていいほど、この様な値段交渉がある、タクシーは観光客相手のプロである。後から、ぼったくりにあったと思わない為にも事前に適正価格での値段交渉をしなければいけない。

麗江はナシ族が多く住んでいて、木造の建物が多い。
一見、日本の昔風の建物に似ている、市内の標高は2400m。
そこから、玉龍雪山の入り口に着いた。標高2800m程か、
そこでチケットを買って、バスに乗る。
バスで一気に3300mまで駆け上がる。ココでも、もう富士山が
3776mなので似たような高さまで来てしまっている。
この場所からロープウェイで4506mまでノンストップで登る。
玉龍雪山の山頂は5596mなので、山頂から約1000mほど下まで
誰でも登れるようになっている。
日本でも同じだが、昔は神神が住んでいる神聖な山だったのだろ
う。また、その時代は誰もが登る事ができなかった、
登る事は死を意味していたのだろう。
その事を考えるとき、人間の限りない貪欲さを改めて考えざる
おえない。お金になる事であったら、どんな事でもしてしまう
中国の商魂も感じた。
4506mでの景色は、一緒に行った人がスイスの景色と似ていると
言っていた。マッターホルンだったか?
やはり5500mクラスの山になると、万年雪の形状が大きな波の
ような固まりとなっており日本ではお目にかかれない。
また、絶壁にも万年雪が覆い被さり、人々を受け付けようと
しない凛々しい姿は、見るものを圧倒する。




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