2006/04/27(木)10:27
光る氷
先日 日本に帰ったとき同級生の働いている居酒屋に行った。
その居酒屋はこつこつと20年ほど続いている。
県外にも店を出して今では8軒ほど店舗を広げたらしい。
今ではパートも合わせると200人以上の大所帯になっていて
まったく知らない間に大きくなったものだ。
メガネ会社の社長の趣味で始まった一軒から、その同級生が
食品部門を一手に引き受けて、今ではテレビにまで出演する
ようになったとか。
そんなことはまったく知らない私は、
「店長のたつ呼んできてよ」と言うとお店に人が
「専務ですか、現在ヘルプで出かけております」と返事が返
ってきた。そうか、あいつ専務になったんや!
「じゃーあ、三好呼んでもらえないかな」というと
「常務ですか、常務もヘルプで出かけております」
と返事が返ってきた。えっ、あいつも常務。すごいねえー
みんな、肩書きがついていた。
それから、何日か後に連絡がついて一緒に話すことができた。
そこで、「なにかおもしろい事あるか?」と聞いたら
「カクテル飲んでみない」と言う答え、ええよと言って注文。
そこで出てきたのが、カクテルの中に浮かぶ「光る氷」だった。
「これ中国製やで、センサーまでついていて水から取り出すと
消える仕組みになっとるん。7色に変化するし結構面白いと思
わないか」
「北陸ではうちが一番早いんや、まだ誰もやっとらん。」
ん~なかなか、きれい。女の子にいい人気なのだそうだ。
「原価がな、いろいろ探したんやけど日本で買うと一個1000円
言うて来た所もあったで、採算合わんで辞めようかと思ったら
中国製に出あったんや、一般では一個500円やけど大量に仕入れ
るのでもうちょっと安く仕入れてる。」
思わず、「これ売ってくれんか。おもしろいわ、中国の土産に
するわ。なんや逆輸入見たいやな」といったら、
快く分けてくれた。
ただ、ネックは使い捨てな事、飲み物の中に入れるので衛生的
に電気の交換はできない。8時間持つのだそうだ。
みんな、お客を呼ぶために必死に勉強しているみたいだ。