2011/02/16(水)14:08
インターネットの力は政権をも滅ぼす。
エジプトで長期に君臨していたムバラク政権が僅か18日で
ネットの力によって崩壊しました。
恐ろしいまでの普及効果、長期政権の権力者でさえも国民
にが隠そうとしても隠しきれなかった結果では無いかと思います。
これは、中国でも言える事ではないでしょうか?
おそらくその事を以前から警戒して国全体をファイヤーオール
に包み悪い事は知らせないように完全武装はしている。
しかし、一旦国民が知ってしまった時点ではコントロールが
効かなくなり、収拾が取れなくなる。
それ以前に、国民に知られてはまずい事を隠す習慣自体が問題
なのではないでしょうか?知らされていなければいないほど
その反動は大きなうねりとなって跳ね返ってくる。
いまや、マスコミや新聞よりも政府が一番怖いのがネットに
なっているようです。
7年前の「サーズ問題」の時に、中国人に言われた言葉が有ります。
情報公開しない政府に対し憤りを訴えた時の事、
「天安門の時は知らされなかったが、今は一週間後には解る様
になった。これはすごい進歩で良い事なのだからあんまり感情的に
カリカリしないでください。」
中国人は、政府のやり方に満足していると!
その時、ちょっとピントが違っていると感じたのだが、スピードを
求められる今でも、そう考える人は多いのだろうか?
「明日は我が身」の怖さを幹部の人達は十分知っているのだろう。